だから映画はダメになる? あの超有名占い師が上映作品を占いで決めていた?

tocana / 2014年12月8日 16時0分

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 年末を迎えつつあるこの時期、定番のデートスポットとなっていたのは映画館だが、昨今は不況のアオリを受けているためか、劇場内部が閑散としていることも少なくはない。今年は『アナと雪の女王』が約259億円の興行収入を上げるスマッシュヒットを繰り出したが、映画不況を払拭するには至っていないのが現状だろう。

 09年ごろから閉鎖する映画館も多く、渋谷ピカデリー、シネセゾン渋谷、テアトルタイムズスクエア、上野東急、浅草世界館が、長い歴史に幕を降ろしている。今年8月にも、57年の歴史を持つ新橋文化劇場・ロマン劇場も、8月31日をもって閉館した。

 この流れは複数のスクリーンがあるシネマコンプレックス形式が主流になってきた影響もあるだろう。だが、スクリーンが増え公開作品が増大したにもかかわらず、劇場へと足を運ぶ平均人数は徐々に下がりつつあるというデータも出ている。娯楽の王様とまで称された映画だが、人気に陰りがおとずれているのは明白のようだ。そんな中、業界関係者が映画の凋落を物語るかのようなとある話を教えてくれた。

「数年前なのですが、ある映画館では、公開する映画を当時、一躍有名になっていた『人のオーラが見える』と豪語していたスピリチュアル系占い師に相談して決めてもらったそうです。上映候補作品がふた2つまで絞りこまれている中で、どちらも決め手に欠けていたのでその方にお願いしたそうです。まぁ、あまり大きな映画館ではなかったので、お試し気分だったのかもしれませんがね。

 ちなみに作品は、コメディーとミステリーという両極端なものが最終選考まで残っていました。似たテイストの作品ならいざしらず、まったく違うジャンルの作品なので、その劇場の人員データなり、過去の実績なりを検討すればよかったのではと思いますけど」(業界関係者)

 この2つの作品名までは教えてくれなかったが、全国的にはどちらの興行収入も「同じくらいだった」と話してくれた。藁をもつかむ思いで占い師に頼ってしまったのかもしれない。だが、件の占い師も作品の良し悪しまでははっきりと見抜くことはできなかったようだ。
(文=利賀高次)

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