「あんなことは二度とないかも...」業界人に聞いて回った、2014年最大のニュースは何?

tocana / 2014年12月9日 7時0分

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 2014年も残すところ僅かとなり、2014年を振り返る番組なども増えてきている。テレビを賑わせた事件や事故、芸能人の熱愛や逝去のニュース、さらにはテレビ番組内における名場面など、今年もあらゆる出来事がお茶の間に届けられた。

 そこで今回は、テレビ業界で働く人々に『2014年最大のニュース』を聞いて回った。現場で働く人たちにとって今年を代表するニュースとは一体何なのか?

 まずは、テレビ技術会社に属するカメラマンの声からお届けしたい。

「都議会のセクハラヤジ問題と野々村議員の号泣会見です。前者はカメラクルーがとった音声が証拠となりました。また、後者は近年まれに見る面白い記者会見となり、こちらもカメラマン冥利につきるニュースでした」

 いずれも政治関連のニュースが並んだが、どちらも繰り返されないことを祈るばかりだ。そして、芸能ニュースを扱う情報局で働くスタッフからはこんな声が挙がった。

「11月までで言えば、今年最大の芸能ニュースはASKA被告関連でした。しかし、高倉健さんの死去がわかってからは、こちらが最大のニュースと思っています。芸能だけに限らず、オールジャンルにおいても2014年を代表するトップニュースではないでしょうか。"スター"と呼べる存在は、もう皆無ですからね」

 突如駆け巡った映画スターの訃報は日本中を驚かせた。同じ声は報道の現場からも聞かれたが、同時に、日本中の報道記者が長く追いかけたあのニュースも挙がった。

「今年は広島の土砂災害、御嶽山の噴火など自然災害のニュースが印象的ですが、やはり自分の中ではSTAP細胞のインパクトが強いです。1月に世界に向けて発表され、一時のフィーバーを経て、すぐさま疑惑が浮上しました。春には釈明の記者会見がおこなわれ、夏には残念ながら死者が出ました。今年を締めくくる上で、忘れることはできません。メディアが持ち上げ、メディアが突き落としたようなものです。反省も含めてしっかりと向き合わなければならないニュースと思っています」(テレビ報道番組スタッフ)

 まだ最終的な結論には至っていないようだが、STAP細胞は期待も大きかっただけに落胆も大きかったニュースだ。

 一方、スポーツ分野からは、このような声が聞かれた。

「サッカーのワールドカップでしょうね。ソチ五輪や錦織圭選手のニュースもありましたが、やはりサッカーです。放映権料が大会ごとに上昇しており、そろそろ民放とNHKで放映権料を払うことに限界がきています。今回はなんとか頑張って各局がお金を出したものの、残念な結果に終わったので、これは次回のW杯中継にも影響を出すかもしれません。そういう意味も含めて最大のニュースです」(スポーツ番組を担当するディレクター)

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