「老婆と熊を見間違えて...」狩猟ブームだから知っておきたい、危険と魅力

TOCANA / 2014年12月22日 11時0分

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 ここ数年、狩猟に対する関心が高まっているのをご存じだろうか?

 狩猟というと、年配の方が田舎の山奥でキジやサルなどを撃つ姿を連想させるが、近頃はロハス・アウトドア感覚で狩猟免許を取得する若者が急増しているという。また、12月16日付、日本経済新聞では「農家の畑を荒らすシカやイノシシによる被害が多いことから、有害鳥獣を狩猟する人に対して、狩猟税の軽減を行う」と報道され話題になった。

 これらのことについて狩猟に詳しいライターに話を聞いた。

「最近、狩猟免許試験に若者が多く来ているというのは本当です。なんでも彼らにとって狩猟はロハスなのだそうで、良い意味で狩猟も変わってきたなと思います。また、一人でも多くの方が狩猟をすれば野生鳥獣による農家の被害が減少するため、若者が狩猟に関心を持つことは良い傾向だと思います。次に、今回の狩猟税の軽減措置の対象者ですが、"有害鳥獣を狩猟する人"に限ると認識してください。有害鳥獣を狩猟する人とは、市町村から任命された非常勤職員のことで、依頼をされて狩猟に出掛ける、言わば狩りをなりわいとするプロのハンターのこと。今回の軽減措置は、そういう方々が対象です。しかしながら、実際は狩猟税といっても微々たる額(年間5,500~16,500円 ※わなや・猟具により金額は異なる)なので、都会では味わえない体験ができると思えば税金なんか安いものではないでしょうか」(狩猟に詳しいライター)

 このライターによると、凄い美人が自給自足のためにたくましく狩猟をしたり、カップルで仲良くデート感覚で狩りに出るなんていうことも珍しくないという。そんな若者をも夢中にさせる狩猟とは、一体、どこに魅力があるのか?

「狩猟の楽しみ方は人それぞれですが......。私の場合は、銃を持って山に入るということ自体に興奮しますね。やぶをかき分けて山に入れば、鳥や虫の声が聞こえてきて、足元を見ればクルミなどの木の実や果物がたくさん落ちていたりして、次第に山と自分が一体になる感覚がしてきます。そして、いつ獣に出会うかもしれず、命の危険にさらされて獲物を狙う恐怖とスリル感。だから獲物を射止めた瞬間は、山に来てよかったと天にも昇る心地です。また、持ち帰って食べる肉が新鮮でうまいことといったら! 自らの手で獲物を殺し、さばき、食う。このことは、一見、残酷なようにみえて、最も生き物に対して感謝の気持ちが生まれる行為なのですよ。これだから狩猟はやめられません!」(若者ハンター)

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