7月以降は相当ヤバい!? 「南海トラフ地震」の発生時期には法則があった!!

tocana / 2015年6月29日 9時0分

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 いつ起きてもおかしくないとされている「南海トラフ地震」(東海・東南海・南海地震の総称)。被害想定によると、最悪のパターンでは32,000人の犠牲者が出るという。政府の地震調査委員会が算出した2013年1月から30年間の発生確率は、M8~9クラスの地震が60~70%となっているが、これはあくまでも確率論に基づく推定であり、具体的にいつ起きるかは不明だ。

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 しかし、筆者が過去の南海トラフ地震を独自に調査したところ、発生時期に"偏り"があることがわかった。さらに、昭和南海地震(1946年)の前兆現象を地元漁師などから収集した人物が、その結果を本にまとめている。時期的な偏りから導き出される発生時期を中期的予測として、さらに前兆現象を収集すれば、地震を予知することも可能になるかもしれない。今回は、その可能性を探ることにしたい。


■南海トラフ地震の発生時期には"偏り"がある!!

 歴史上知られている過去の南海トラフ地震は十数回あるが、それらすべては7~2月に起きており(特に12月に集中)、3~6月の春先から初夏にかけては起きていない。今までのところ、その理由はまったくわからない。しかし筆者が、過去に南海トラフ以外の地域で起きた大地震について調べたところ、発生時期に偏りは見られず、各月にほぼ均等に起きているのだ。なぜか南海トラフ地震だけ、発生する月に偏りがあることになる。


■黒潮の大蛇行と関係が!?

 なぜ南海トラフ地震のみ発生時期に偏りが見られるのか? その理由を探求する過程で、筆者は"黒潮"に注目した。日本列島の南岸に沿って流れる黒潮(別名:日本海流)は、時期によって紀伊半島・遠州灘沖で南へと大きく蛇行して流れることがあり、「黒潮の大蛇行」と呼ばれている。そこで、南海トラフ地震と「黒潮の大蛇行」に何らかの関連性が見られるかどうか調べたところ、なんと過去の南海トラフ地震は、すべて黒潮の直進期(大蛇行が起きない期間、非大蛇行期)に発生していたのだ。

 さらにリサーチを進めると、筆者は科学者による同様の研究を見つけた。気象庁地震火山研究部の岡田正実氏による1978年の研究だ。1870年以降に起きた南海トラフ地震(M6.5以上)を調べた岡田氏は、地震の発生と潮流に関係があることに気づいた。そして、南海トラフの大地震は、黒潮の直進期に発生しやすいと結論づけたのだ。

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