ネット風俗嬢がAV女優よりも活躍する時代に!? 『ネット風俗嬢』著者が状況を語る

TOCANA / 2015年10月21日 7時30分

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 これまでに数多くの日本の性風俗産業をレポートしてきた、女性ライターの中山美里氏が5冊目となる著書『ネット風俗嬢』(泰文堂)を上梓した。この本は近年、ネット上で流行しているチャットサイト「FC2」や「DMMライブチャット」などで、アダルトなライブ配信を行う女性たちと関係者らの証言を丹念に取材し、ネット風俗嬢の実態を明らかにした良書である。今回は中山氏にネット風俗嬢という職業について話を伺った。

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――『ネット風俗嬢』を出版したきっかけを教えてください。

 この本の発行元であるリンダパブリッシャーズの社長さんとメッセンジャーでチャットしていた時に、「最近、ネット風俗嬢って言葉があるんだけど知ってる?」 と聞かれたことがきっかけでした。幸いにも周りにアダルトチャットやその代理店をやってる人がいたこともあり、3カ月ほど取材して書きあげました。

――本のタイトルにもなったネット風俗嬢について詳しく教えてください。

 ネット風俗嬢とはアダルトチャットで課金をした男性を対象に、アダルトな行為を配信するチャットレディーたちのことを言い、主婦や学生、OLなど、一般的な女性と専業の人とが従事しています。また、アダルトチャットは「国内チャットサイト」と「FC2」と大きくふたつにわけられ、前者が女の子と楽しく会話をするキャバクラみたいな感じ。それに対して、後者は行為そのものの配信まであるという過激さが特徴です。

――そのネット風俗嬢たちは一体、どれくらい稼いでいるのでしょうか?

 チャットルーム(ここではチャットレディーを抱え、PCや動画の設備が整っている事務所のこと)に所属している女性が大半で、会社の方針によっても稼ぎは変わるのですが、優良会社に在籍すれば時給3,000円はかたいですね。中でもFC2でアダルト動画を配信している女性の中には、およそ2~3時間で20万を稼ぐ方もいました。FC2は何千万人もの人が見ていますから、稼げる分、顔ばれするリスクやユーザーに求められる過激性が伴うわけですが、この額はAV女優がもらうギャラ(企画女優は1本のAV出演につき10万円程度と言われる)よりも高いということには驚きました。

 ちなみに取材した中で最も成功していたのは、アダルト動画を配信して月に100万円を稼いでいたという女性。そのお金を元手にしてチャットルームを運営し始めた現在では、月に250~300万くらいあるんじゃないかなあ。彼女は20代半ばの一見、普通の女性ですが六本木の高級マンションに住んでおり、「30歳になるまでに3~4億のお金を貯めたら、投資用の物件を買って、人生あがりにする」と話していたのが印象的でした。

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