歩きスマホ専用道路から、「盲導人」まで...!? 世界の歩きスマホ防止事情、米国のアイディアが秀逸!

TOCANA / 2015年11月16日 11時0分

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 歩きスマホは今では当たり前のように見かける街の光景となってしまった。誰ものがその危険性を認識しつつも、ついついSNSを見たりして他人にぶつかりそうになったという経験、一度はあるのではないだろうか?

 愛知工科大学工学部情報メディア学科の小塚一宏教授によれば、歩きスマホの歩行時の視野は通常の約20分の1しかないそうだ。今年になって歩きスマホが原因でトラブルになり、駅のホームから男性が線路に突き落とされるという事件まで起きている。

 こうした歩きスマホに関するトラブルはもはや日本だけの話ではない。海外ではこの歩きスマホに対してより具体的な対策がなされている。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/11/post_7896.html】


■日本以上に歩きスマホが深刻なアメリカ

iPhoneの祖国アメリカでは日本よりさらに深刻な社会問題となっている。歩きスマホに関連した死亡事故は日本と比較にならない数字なのだ。

 アメリカ合衆国運輸省がまとめた統計によれば、歩行中に歩きスマホが原因で死亡した人数は、2009年には4109名だったのが2011年には4432名と増加している。アメリカ・オハイオ州立大学の研究によれば2015年はこの倍になっているだろうとみている。


■歩きスマホの"意外な"危険性

 ABCニュースでは実際にあった、こんな"意外な"危険も指摘している。

・通行中に壁に気づかずドアに衝突
・熊の存在に気づかず大慌て
・折角街頭に立っているピエロが無視され続けた

 筆者も去年アメリカに行った際、かなりの人が歩きスマホをしながらAppleのCMさながらにイヤホンで音楽を聞きながら歩いているのを見て、日本以上に日常化しているのだと感じたほどだ。歩きスマホ、英語では「text walking」または、「text while walking」となるが、Twiiterの検索ワードに入れてみると日本以上に皆が問題視し始めていることが分かる。

 ABCニュースでは最後に、「イギリスでは歩きスマホの人が街灯にぶつかって怪我をしないように、クッションを巻いているんですね」と、皮肉なのか苦笑気味に番組をしめた。


■罰金の導入、初犯50ドル

 こうした社会状況から、アメリカのアイダホ州レックスバーグ市では、不注意な歩きスマホに対して50ドルの罰金を課す法律を制定した。また、二回目以降は、150ドルとより罪が重くなる。ニュージャージー州フォートリーでは85ドルと州によって金額も異なっている。また、罰金の他、ウィルミントンでは一定間隔で地面に「LOOK UP」と書いたパネルを設置し歩行者に周囲の状況を把握させるような試みもなされている。アメリカではもはや歩きスマホは一種の「中毒」のようだといわれているほどだ。やはり日本でもこのような法律が導入されるのも時間の問題かもしれない。

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