舌や足首を切断…! 主演女優が自殺した封印AV映像『肉だるま』の恐怖

TOCANA / 2016年1月27日 7時30分

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――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

映画:『猟奇エロチカ 肉だるま』(1999年発売/アロマ企画)


 2000年代初頭、発売直前に出演女優が電車に飛び込み自殺をしたAVが話題になった。その噂を私が知った時点でビデオは既に廃盤、中古市場では高価で取引され入手困難になっていた。だが、ここ数年、その作品『猟奇エロチカ 肉だるま』がネット上で「絶対に検索してはいけない言葉」に挙げられ、日本だけでなく海外でも「見ると必ず呪われるビデオ」と都市伝説化していると知り、非常に驚いた。


■都市伝説「スナッフ・ビデオ」

 「スナッフ・ビデオ」の「スナッフ」とはロウソクを消す擬音が転じた「殺す」というイギリスのスラング。つまり、「スナッフ・ビデオ」は、実際の殺人を撮影した映像ソフトのことで、これが国内外で長い間、闇ルートで売買されているとまことしやかにささやかれていた。

 この噂を逆手にとり、ニセの殺人映像を「本物」と称して劇場公開したのが『スナッフ』(76年・アルゼンチン)だった。宮崎勤死刑囚が所持していたことで有名になった『ギニーピッグ』シリーズもそういったフェイク・スナッフの代表作である。

 そして、『肉だるま』は、フェチ作品を専門に制作するアロマ企画が、SM&スカトロにスナッフを盛り込んだ野心作だった。


■『肉だるま』のあらすじ

 一室でAV監督と出演女優の打ち合わせが行われている。「AVは初めて」と話すカナは、前髪を垂らした栗色のロングヘアー持ち、地味な顔立ちをした20代後半から30代前半の女性だ。長髪を後ろで縛ったスタイルの監督は、カナから、「SMもスカトロもOKのNGなし」という了承を得る。

 そして、伊豆にある一軒家で撮影が始まった。絡む男女はともに均整がとれた体型で、カナのスラリとした肢体の左内腿にヤモリ、両肩の裏側には蝶のタトゥーがあるのが見える。

 ノーマルの絡みシーンが一通り終わり、一旦休憩。豪華にも活きたイセエビをその場で調理し、サザエなどの海鮮料理を楽しむ出演者とスタッフ。そして音楽に乗せてカナの笑顔のショットが、アイドルのイメージビデオのように次々と映し出される。だが、このひと時の安息は、これから起こる惨劇を際立たせるための撒き餌に過ぎなかった。

 後半は作品の核となるSMシーンの撮影だ。一室の床にはブルーシートが敷かれている。だがカナは、アナルへのバイブ責め、ロウソク垂らし、鞭打ちなどを、ことごとく泣き叫んで途中でやめてしまうため、いちいち撮影が中断する。

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