3万RTされた醜態ルネッサンスが素晴らしすぎる! 酔っぱらいおじさんが神に大変身ッ!

TOCANA / 2016年3月4日 13時0分

写真

 どこにでもありそうな日常の一コマなのに、妙に構図や人の配置が決まっていて見事なワンショットになることは時々ある。

 イギリスのマンチェスター通りで新年の祝いに酔い狂う人々を撮影した報道写真がそんなワンショットを生み出し、被写体となってしまった酔っぱらいのおじさんはたちまち有名人になってしまった。


■新年の乱痴気騒をとらえた報道写真だったのに……

 2015年の大晦日から、イギリスのマンチェスター通りでは新年を祝う人たちでごった返していた。街路樹を彩るイルミネーションに花火の演出。一万人近い人が新年の門出を祝うために集まっていたという。

 マンチェスターイブニングニュースのウェブサイト上に掲載されたフリーランスの報道カメラマン、ジョエル・グッドマンによって撮影された写真には、そんな人達の様子がおさめられている。人目をはばかることなく抱擁するカップルからストリートファイトに興じる若者、酔いつぶれ道に転がる男性などなど。

 そんなニュース写真の中から、BBCニュースのプロデューサーであるローランド・ヒューズが、システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの有名作「アダムの創造」にちなんで「まさにマンチェスターの創造だ!」と一枚の写真に目をつけたのが事の発端だ。

【問題の写真はコチラ→http://tocana.jp/2016/03/post_9046.html】

 今年の元旦にTwitterに投稿されたこのツィートは、3月1日現在約3万回RTされている。もはやカオスとしかいいようのない状態の中、ビール瓶に手を伸ばすブルーシャツの男性がネットでターゲットにされてしまったのだ。


■醜態が見事ルネッサンス

 紳士淑女の国イギリスでも新年の乱痴気騒ぎは渋谷の若者と似たり寄ったりという感じであるが、酔ってもアート作品が生まれるのがさすがである。Twitterにはローランド・ヒューズ氏のツィートを見た人たちがそれぞれ新たな作品をアップしはじめたのである。

 写真を水彩画風にするアプリ「Waterlogue」によって加工されたものは、カフェに飾ってあってもおかしくない出来栄えだ。オリジナルに相当なポテンシャルがあったのかもしれないと感じさせる。

 18世紀のイギリス画壇を代表する画家、ウィリアム・ホガース調のものなど、これらもポスター屋で売っていたら買ってしまってもおかしくないクオリティだ。

 さらに、ミケランジェロ作「アダムの創造」の中で、指先からアダムに生命を授けるため伸ばした神の右腕は泥酔したおじさんのビール瓶に!やはりビールは神からの授かりものであったわけか。ブルーシャツの男性の印象的な姿がまさにルネッサンス期の作品と重なり、醜態が見事ルネッサンス!

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