古代エジプト人はアメリカ大陸に渡っていた!? 証拠多数、世界史を覆す大発見か

tocana / 2016年3月28日 16時0分

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 およそ紀元前3000年頃に始まったといわれ、巨大なピラミッドに象徴される古代エジプト文明は、まだまだ数多くのミステリーに包まれている。その中でも注目されている謎のひとつが、エジプト文明の“行動範囲”である。

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■アメリカ大陸は古代エジプト人が発見していた!?

 地中海の南西岸沿い、およびナイル川沿いに発展した古代エジプト文明だが、周囲が砂漠に囲まれていたこともあり、メソポタミア文明やインダス文明などの他の古代文明に比べれば孤立していたと考えられており、他民族の侵攻が相次いだ文明史の終盤になるまでは、あまり積極的に対外的な活動を行わなかったともいわれている。

 もちろん、メソポタミア文明の国々や地中海沿岸の国々などと交易を行っていたことは確認されているが、概して“行動半径”は狭かったというのが今や定説になっているのだ。しかし本当にそうだったのだろうか? 最近になって、この古代エジプト文明のイメージを大きく覆す指摘がなされている。なんと、今から3000年前、つまり紀元前1000年頃の古代エジプト人は、アメリカ大陸まで渡っていたというのだ。

 古代エジプト人によってアメリカ大陸が“発見”されていたとすれば、コロンブスの“新大陸発見”よりもさらに2500年前にさかのぼる話となり、驚きであるとしか言いようがない。もっとも、北アメリカ大陸へは、西暦1000年前後にはヴァイキングが到達し、入植していたという説が最近では有力になっているようだ。ところが、エジプト文明の話はそれよりもなお2000年も前のことになる。それほど昔に、北アフリカからアメリカ大陸へ向けて船を漕ぎ出すことができていたとすれば、これまでの古代史を覆しかねないものになるのは当然だろう。ではその根拠はどこにあるのだろうか。


■当時アメリカにしかなかったコカインとタバコがミイラから検出

 1992年にドイツの研究員、スヴェトラ・バラバノヴァ氏は、紀元前1000年頃に埋葬されたと鑑定されている上流階級の女性、ハヌト・タウイ(Henut Taui)のミイラを詳細に分析している。ミイラの皮膚からは大麻の一種であるハシシに加えて、コカインとタバコが検出されたのだが、この時代のエジプトにはコカインもタバコもないはずなのだ。当時、コカインの原料となるコカノキ、そしてタバコはアメリカ大陸にしか自生していなかったという。そして今のところ、このハヌト・タウイより以前の時代のミイラや遺物などからは、コカインとタバコは検出されていないということだ。

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