「日本三大大仏」入りを狙う富山県・高岡大仏の魅力を徹底検証!

TOCANA / 2016年7月18日 13時0分

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 富山県といえば、古くから『ます寿し』や『黒部ダム』、最近ではラーメン通の間でその名をとどろかせている『富山ブラック』など、実に様々な名所・名産品で全国の人々に知られている。

 また富山県の西部にある高岡市では、昭和の子供たちのランドセルの中に、ほぼ必ずと言っていいほど収納されていたジャポニカ学習帳の製造で知られる企業・ショウワノートや、同市出身だという昭和の人気漫画家・藤子不二雄、そして、B級グルメとして根強いファンを持つ高岡コロッケなどが、シンボリックな存在として君臨している。そして、それらに身を挟まれる形でひっそりと存在しているのが、「日本三大大仏」の候補である、高岡大仏だ。

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「日本三大大仏」のうち、この高岡大仏以外と言えば、歴史の教科書にも登場し、それこそ多くの子供たちが、かつてジャポニカ学習帳にその名を刻み込んだであろう、奈良・東大寺の大仏と、鎌倉・高徳院の大仏であることは言うまでもない。そして、残りひとつの枠だが、これは京都の大仏が事故や火災により消失したことを受け、その後は全国各地に点在するいくつかの大仏がその名乗りを上げた、いわば知る人ぞ知る“激戦区”となっているのだ。

 実際、この高岡大仏のほかにも、これまで岐阜県岐阜市の正法寺にある岐阜大仏や、兵庫県神戸市にある能福寺の兵庫大仏、そのほかのところとしては、茨城県の牛久大仏など、その時代やトレンドによって、いくつかその候補が転々としているという経緯がある。

 そんな「三大大仏」の残り1枠を狙うこの高岡大仏だが、その“激戦”ぶりゆえに、地元民の多くが彼を擁立しようと、さぞや躍起になっている…と思いきや、実際に市内を散策してみると、その知名度として前出の名物に遠く及ばないせいか、さほど強烈にプッシュしている様子は感じられない。

 むしろ、前出のジャポニカノートや、同市が生んだレジェンド漫画家・藤子不二雄、さらにはB級ご当地グルメとしてしばしばメディアに取り上げられる高岡コロッケをプッシュするPRが目立つ。公園の敷地には『ドラえもん』の人気キャラたちが、列車のラッピングには『忍者ハットリくん』が、そしてショウワノート社の関連施設の壁面には、遠くから見ても一見してそれとわかる、藤子作品と同社のコラボアイテムと思しき『ドラえもん学習帳』のイラストが大々的に描かれているのが実情である。

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