マンモスのクローン計画へ! プーチン大統領の後援でジュラシックパークの世界が実現する!?

tocana / 2016年8月6日 8時0分

写真

 映画『ジュラシックパーク』の世界はすぐそこまで来ているのかもしれない。マンモスをクローン技術でよみがえらせる取り組みが本格化しているようだ。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/08/post_10529.html】

■ウソク博士「アジアゾウにマンモスの子を“妊娠”させる」

 英紙「Daily Mail」などによれば、ロシアと韓国の共同研究チームが、最新のクローン技術を用いて“クローンマンモス”を誕生させる計画に本格的に着手したということだ。シベリアの永久凍土から出土したマンモスの遺骸からDNAを採取することからはじまったこの計画は順調に進んでいて、すでに第一段階には到達しているという。

 まさに映画『ジュラシックパーク』を地で行く夢に溢れた研究となるが、この研究を主導しているのがなんと、2005年末にヒト胚性幹(ES)細胞に関する“論文捏造事件”で韓国の学界から追放されたファン・ウソク博士である。

 現在も韓国内の学界のメインストリームからは除外されているファン・ウソク博士だが、2014年には「Nature」誌で特集が組まれるなど、研究者として“復活”の動きが見えはじめている。そして今回、ロシアの後援を受けてマンモスのクローン計画に本格的に取り組むことになった。このクローン計画はプーチン大統領肝いりのプロジェクトでもあるということだ。

「労をいとわない共同作業によって、マンモスの復元においてこのたび我々が定めた第一段階に到達しました」とファン・ウソク博士はロシア紙「Siberian Times」の取材に応えている。進捗の詳細は明らかにされていないが、区切りのよいところまで研究が進んだ段階で、科学誌に研究の途中経過を発表するということだ。

 ウソク博士を支えているロシア・ヤクーツクにある北東連邦大学(North-Eastern Federal University、NEFU)の科学者によれば、今回の研究の主軸は2つあるという。1つめはより保存状態のよいマンモスを発見することであり、2つめは人工的なDNA合成を試みることで、つまりクローンマンモスの誕生を目指すことである。

「生化学的な処置が可能な保存状態の良いサンプルを見つけ出すことができれば、我々はアジアゾウにマンモスの子を“妊娠”させることができます」とウソク博士は語る。SFの世界でよく描かれるような実験室でクローンを誕生させるということではなく、現存するゾウを“代理母”にしてマンモスを誕生させる計画のようである。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング