誰にも説明できない、しかし確かに存在する「アレ効果」の謎! 相対性理論の間違いが証明される可能性も!?

TOCANA / 2016年12月30日 13時0分

現在の主流宇宙論では、宇宙はこのような「等方的」性質を持つとされている。しかし、この重力が仮に「非等方的」に伝わる場合、日本にいる場合と地球の反対側であるブラジルにいる場合には、地球の重力が異なって作用することになるのだ。


■「アレ効果」で相対性理論の誤りが証明される!?

 さて、話をまとめると、アレが指摘したように宇宙の現象が「非等方的」に働き、重力がエーテルを介して伝わるとすれば、アレ効果を説明できることになる。

 皆既日蝕では太陽と月が、地球から見てまったく同じ方向に位置する。このとき2つの天体の重力が重なり、宇宙を満たすエーテルに何らかの乱れを生じさせたとすれば、それによって重力の伝わり方も変化する。つまり、岸辺に打ち寄せる海の波のように重力が一定に伝わらず、時に強くなったり弱くなったりするならば、日蝕の際に招じる奇妙な、時に相反する振子の動きも起こり得るのだ。

 繰り返すが、宇宙を「非等方的」とする考えは現在の宇宙論では主流ではないし、エーテルの存在も否定されている。しかし、先述のマイケルソンとモーリーが行った光の速度の実験は、エーテルの存在を間接的に確認しようとしたものであり、重力とエーテルの関係については、未だ実験で確認されていないのだ。

 アレが行ったのは、小さな振子を用いた簡単な、いわば誰でもできるような実験だった。しかしアレ効果の存在は、現在主流の宇宙論はおろか、アインシュタインの相対性理論にすら風穴を空ける可能性さえ示唆している。

 相対性理論が見直されるとなれば、その結果は極めて重大なものとなる。仮に、相対性理論の基礎となっている「宇宙に光より速いものは存在しない」という前提まで崩れることになれば、遠く離れた天体から幾多の異星人が地球を訪れていても不思議ではないことになる。翻って、人類の宇宙への進出を促す新しい飛行理論さえ生み出せる可能性も出てくるだろうし、ビッグバンによる宇宙創成や膨張する宇宙論など、我々の宇宙に対する理解を根本から見直す必要にも迫られるかもしれないのだ。

(文=羽仁礼)

※イメージ画像:ThinkStockより引用

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