パラレルワールドは相互干渉している「MIV理論」が登場! この世が“異次元”の影響を受けていることの実証へ!

TOCANA / 2017年12月11日 7時30分

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 常識を超えた驚くべき知見をもたらしてくれる“量子論”の世界だが、そのメカニズムは難解を極める。しかしあまり難しく考えずに、前提をもっとシンプルにしてみれば、案外あっさりと森羅万象を解明できるのかもしれない。その前提とは“パラレルワールド”が無数に存在していると認めることだ。


■並び行く世界が相互に干渉している

 今いる現実と並行して存在している微妙に違った世界が“パラレルワールド”だが、その概念そのものは古く1957年にさかのぼる。当時米・プリンストン大学の大学院生であったヒュー・エヴェレットが提唱した「多世界解釈(Many Worlds Interpretation : MWI)」が起源だといわれているが、あくまでも“解釈”であり思考実験であった。

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 パラレルワールドが本当にあるにしてもこの現実とは完全に分離された世界であり、その意味では存在しないことと同じであると考えられてきた経緯もある。あの時に別の選択をした自分や過去に起こり得た出来事に巻き込まれた自分の“今”を想像してみるのも一興かもしれないが、それはエンタテインメントの域を出ない空想の産物と見なされてきた。

 しかしここ最近になって登場した理論では、なんとこの現実とパラレルワールドがわずかながらも影響を及ぼし合っている可能性が指摘されている。2014年に発表されたオーストラリア・グリフィス大学のマイケル・ホール博士らの研究では、新たなコンセプトであるMIW(Many Interacting Worlds、相互干渉多世界)が登場している。このMIW理論こそが“パラレルワールド”であり、しかも個々のパラレルワールドは完全に分離されてはおらず、すぐ隣にあって相互に干渉しあっているというのである。

 MIW理論によれば、この世に無数のパラレルワールドが存在し、隣り合う世界が相互に干渉していると考えることで、この世界の理解がもっとシンプルになると指摘されている。いったいこの世界がどのようにしてシンプルになるのだろうか。その鍵を握るのが量子論の世界である。


■不可解な量子論的現象はパラレルワールドとの相互干渉に起因

 1965年にノーベル物理学賞を受賞したリチャード・ファインマンは「量子力学を理解している者は誰もいないといっても過言ではないと思う」という発言を残している。天才物理学者をもってしても、量子論の理解が困難を極めるものであることが嘆かれた言葉とも受け止められるだろう。

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