まだ死んでいない“世界最高の科学者10人”を米メディアが選出! 日本人科学者もピックアップされる!

tocana / 2018年1月2日 7時0分

 アメリカの理論物理学者であり宇宙論者であるアラン・グースは宇宙のインフレーション理論を最初に提案した。名誉ある基本物理学賞とカヴリ賞(Kavli Prize)を受賞したグース氏は、インフレーションという言葉を用いることで画期的なアイデアを生み出し、宇宙がなぜこれほど広大であるのかを最初に説明したサイエンティストである。


5. アショク・セン(1956年~)

 インドの理論物理学者であるアショク・センは2012年に基本物理学賞を含む数々の国際的な賞を受賞した。彼はさまざまフィールドを超越して多角的に研究することで、弦理論(string theory)の発展に大きな貢献を果たしている。


6. ジェームズ・ワトソン(1928年~)

 ジェームズ・ワトソンは、1953年に発表したDNAの「二重らせん」構造の共同発見者として知られているアメリカの分子生物学者・遺伝学者で、1962年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 二重らせんの発見は後の分子生物学の飛躍的発展につながり、その功績が改めて評価され、2002年に医学分野で最も著名な学術賞であるガードナー国際賞を受賞している。


7. トゥ・ヨウヨウ(1930年~)

 トゥ・ヨウヨウは、アジアとアフリカで何百万人もの命を救った抗マラリア薬を作りあげた功績により、中国人女性として初めて2015年にノーベル賞を受賞した。

 彼女は伝統的な中国医学をバックボーンにしてアルテミシニンとジヒドロアルテミシニンを発見。このアルテミシニンなどを使った治療が継続され熱帯地域に住む人々の健康は大幅に改善した。


8. ノーム・チョムスキー(1928年~)

 アメリカの言語学者であり扇動政治活動家でもあるノーム・チョムスキーは、多くの分野で世界に影響を与えてきた。チョムスキーは「現代の言語学の父」と呼ばれ、認知科学の分野の創始者の一人でもある。

 チョムスキーは、100冊以上の著書を執筆し、幅広い知的分野をリードしながら同時代的な批評性も兼ね備え、アメリカの今日の外交政策を率直に批評している。


9. 山中伸弥(1962年~)

 ご存じ、山中氏は幹細胞研究者でありノーベル賞受賞者である。身体の既存の細胞から多様性幹細胞(iPS細胞)を生成する技術の共同発見によって、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。彼はまた、2013年に生命科学ブレイクスルー賞を受賞している。


10. エリザベス・ブラックバーン(1948年~)

 オーストラリアとアメリカの二重国籍を持つ分子生物学者であるブラックバーンはアンチエイジングの分野、とりわけ染色体の末端部、テロメアを長くすることのメリットの発見と、 テロメアを伸長する酵素であるテロメラーゼを発見した功績によって2009年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 この10人いずれもまだ存命中の科学界の“偉人”である。すでに一事一物を成し遂げた人物には世間の注目は徐々に離れていくのかもしれないが、折を見てその功績の偉大さを再確認したいものだ。
(文=仲田しんじ)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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