「R-1ぐらんぷり」で優勝した6人の末路…天国だけではない、地獄の人生を歩む者も!

tocana / 2018年3月5日 8時0分

 じゅんいちダビッドソンは一貫してサッカーの本田圭佑のモノマネでコントや漫談を織り交ぜながら第13回の『R-1ぐらんぷり』を勝ち上がり、優勝を果たした。バラエティ番組でも「伸びしろですね」のワンセンテンスを丁寧に運用しながら、波に乗ろうとしていたが、全国放送での出演は少しずつ減っていった。どんな場面も本田圭佑で通すというキャラクターは、わかりやすいが単調になりやすい。諸刃の剣となってしまったのかもしれない。

 第7回大会優勝の中山功太は2017年4月13日深夜放送の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)に出演し、優勝当時の月収は600万円以上だったが、最近は片手で数えるほどになってしまったと明かしていた。中山はその理由を「実力不足」と自己評価し、「どういうふうに振る舞ったらいいかわからなくて」悩んだと振り返っていた。

 2017年02月25日配信の東スポWEBの記事によると、第11回大会優勝の三浦マイルドも「最近では月5万円の収入があればいい方だ」と語っていた。大阪で基盤を作ってから東京進出しようとしていた三浦だったが、1年後、上京した際には社員に「賞味期限が切れている」と言われてしまったという。

 テレビ番組では課せられた役回り通りにうまく立ちまわれないと、後々スタッフから呼ばれなくなってしまう。ただ、芸人の活動の場は、テレビだけではない。なたぎのように舞台の世界に飛び込む場合もある。

 では、『R-1ぐらんぷり』で優勝を狙う意味合いはなんなのか。

 とあるプロ野球選手は引退後に生保営業でトップセールスを果たしたことがあるのだそうだ。選手としてはパッとしなかったが、その人によると、“野球”という会話の糸口からお客さんの信頼を得ていったのだという。

 芸人の賞レースも似たようなもので、ここで優勝することは、会話のきっかけ、自身に興味を持ってもらう糸口なのだと思う。それをうまく利用できるかどうか。そこからさらに仕事につなげることができるかが重要なのだろう。
(文=加藤宏和)

※イメージ画像:『R-1ぐらんぷり2018公式サイト』

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