大地震が起きると、3日以内に“地球の裏側”でも大地震が誘発される! 定説を完全に覆す驚愕事実が判明(最新研究)

TOCANA / 2018年8月26日 7時0分

写真

 今月、地震に関する信じられないような研究成果が発表された。米・オレゴン州立大学(OSU)の研究チームによって、ある大地震が発生すると、その3日以内に地球の反対側でも大地震が誘発されることがわかったというのだ。過去の地震研究を大きく覆す信じがたい内容だが、これが真実だとすれば、日本付近で起きる大地震の予知にも役立てることができるかもしれない。


■定説を完全に覆す驚きの研究結果

『サイエンティフィック・レポート』誌に掲載された今回の研究は、1973~2016年に世界各地で起きた地震データを解析したもの。その結果、M6.5以上の大地震が発生すると、3日以内にM5.0以上の地震(余震を除く)が地球のどこかで起きる確率が高くなることがわかった。しかも驚くべきことに、誘発される地震は、元となる地震の震源から“地球の裏側”に当たる場所で起きることもあるという。さらに、誘発される地震の多くは、元となる大地震の震源から(同緯度を0度として)30度以内の方角の範囲内で起きていることも判明した。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/08/post_17949_entry.html】

 このような研究結果は、世界の地震学者や前兆現象を研究してきた人間にとって、にわかには信じがたい内容だ。というのも、地震が発生するとそれがプレート活動によって起こったものならば同じプレート内で、活断層地震ならば同じかまたは隣接する活断層上で地震が誘発されることはあっても、地球の裏側にまで影響を及ぼすということは、あり得ないと考えられてきたからだ。

 研究者たちは対象となる地震データを注意深く扱い、比較対象としてM6.5以上の大地震が起きていない期間の3日間も抽出したが、やはり統計的に顕著な差が表れたという。しかし、それに対する科学的な説明は(仮説としても)一切示されていないため、その点が今後の最重要課題となると思われる。大地震を引き起こすエネルギーが、地球の反対側までどのようにして伝わるのか、さらなる研究が求められる。


■地震は“本当に”地球の裏側へと伝播する!

 今回OSUが公開した(a)、(c)、(e)の3つの地震発生マップを用いて、大地震の後にどの地域で地震が誘発されていたのか、USGS(アメリカ地質研究所)の地震データベース上で調べてわかりやすく図示することを試みた。実際には下記のリスト以外にも該当する地震は起きていたが、今回は主に日本および日本付近で起きた地震を抽出している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング