「イグ・ノーベル賞」で最高にブッ飛んだ研究7選! 不食人間、UFO研究、予言者も受賞… 日本人が12年連続受賞の理由も!

tocana / 2018年9月21日 7時0分

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 9月13日、イグ・ノーベル賞の医学教育賞に、長野県の昭和伊南総合病院に勤務する堀内朗内科診療部長・消化器病センター長が選ばれたことが発表された。そこで今回は、これまでのイグ・ノーベル賞を振り返り、トカナ的視点で特に興味深いものを7つ選定してみた。また、日本人の受賞はこれで12年連続となるが、そもそもなぜ日本人の受賞がこれほど多いのかという疑問についても考えてみたい。


■イグ・ノーベル賞とは

 まずは、簡単にイグ・ノーベル賞の概要について説明しておこう。1991年に創設されたイグ・ノーベル賞は「裏ノーベル賞」とも呼ばれ、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディー版。部門は多種多様で、毎年さまざまな風変わりでユニークな研究が受賞を果たしている。

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 2018年の医学教育賞を受賞した堀内センター長は、自身のお尻で座位大腸内視鏡検査法を研究した成果が評価された。大腸がん検診などで受ける内視鏡検査は通常、横になった状態で筒状の内視鏡を肛門から体内に挿入するが、かなりの痛みが伴うという。しかし堀内センター長は、座った姿勢で内視鏡を体内に入れると苦痛が少なく、驚くほど容易に検査ができることを自分自身で試して突き止めた。その結果は2006年に米国の学会誌で発表され、晴れて今回の受賞につながった。


■過去のブッ飛びまくった「イグ・ノーベル賞」7選!

 では、過去にイグ・ノーベル賞の栄誉に輝いた研究のうち、筆者が独自選定したとりわけ興味深いものを7つ紹介しよう。選定の基準としては「トカナ的である」こと、つまり内容的に親和性があり、かつユーモアにあふれ、ユニークかどうかも判断材料としている。


第7位:肛門に挿入した異物が取れなくなった事例研究(1995年)

 米国のデイヴィッド・B・ブッシュ氏らが、論文『直腸の異物:事例報告と世界の文献の総説』で文学賞に輝いた。つまり、ある目的で肛門の中に“異物”を入れた末、取れなくなった事例を研究したもので、その中には、ナイフの砥石、懐中電灯、宝石職人用のこぎり、凍ったブタの尻尾などがあった。なぜ「文学賞」なのかは謎だ。


第6位:ジャスムヒーン氏の不食(2000年)

 オーストラリアのジャスムヒーン氏は、「人間は物を食べずに生きていける」ことを自らの体験で実証したとして、その著書『リヴィング・オン・ライト』で文学賞に輝いた。不食主義や呼吸食主義を提唱し、ブロンド美人のブレサリアン(呼吸で生きる人、食べない人)として世界的に活躍している。現在の自然科学では、人間は食物を摂らなければ生きていけないとされるため、この受賞にはイグ・ノーベル賞特有の皮肉的な意味合いが込められているのかもしれない。

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