妻・9歳長女・6歳長男の3人を殺害した罪 44歳父親が初公判で起訴内容認める弁護側は「妄想性障害」と主張

東海テレビ / 2024年6月25日 12時5分

ニュースONE

　愛知県犬山市などで2022年8月、妻と子どもの3人を殺害した罪に問われている父親は6月25日、初公判で起訴内容を認めました。

　田中大介被告(44)は2022年8月、扶桑町の自宅で妻の智子さん(当時42)の首を絞めて殺害した後、犬山市内に停めた車の中で、長女の千結さん(当時9)と長男の十楽くん(当時6)の首を絞めるなどして殺害した罪に問われています。

　25日の初公判で、田中被告は起訴内容を認めましたが、弁護人は「犯行当時、妄想性障害で心神耗弱だった」と主張しました。

　冒頭陳述で検察側は「智子さんが離婚のために自分のスマホの情報を抜き取っていると思い込み、口論になって殺害した」「子どもたちに『人殺しの子はつらいよね』と聞き『一緒に死ぬ』と言ったため殺害した」などと指摘しました。