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“盆栽”眺めながらコーヒーを…茶室から見る庭に見立てた空間楽しめる映えカフェ『彩盆の間』名古屋

東海テレビ / 2024年6月27日 17時2分

ニュースONE

 名古屋市中村区の「彩盆(さいほん)の間」は、盆栽を眺めながらコーヒーを楽しむことができるお店で、若い人から人気を集めています。

 中村区の名古屋市営地下鉄「国際センター駅」すぐ近くにあるカフェ「彩盆の間」。店内に入ると目に飛び込んできたのは、カウンターそばに置かれた「盆栽」です。


男性客:
「初めての体験なんですけど、すごくいいなと思います」

別の男性客:
「意外な組み合わせ、びっくりしました」

彩盆の間の中山吉伸さん:
「お手元で小さな盆栽を眺めながら、コーヒーやお茶の香りを楽しんでいただける、新しいスタイルのカフェです」

 カウンター席にはいろんな盆栽が並んでいて、不思議な空間です。


中山さん:
「『お手元茶室』と僕は言っているんですけど、黒い畳が敷いてあります。自分のお盆の上に置かれた盆栽を自分の庭だと思って、1杯のコーヒーやお茶を楽しむことができます」



 茶室から見る庭に見立てた空間で、落ち着いてコーヒーを楽しむことができます。


 要望があれば、コーヒーのイメージに合わせて盆栽を添えてくれます。

 フルーティーな香りが特徴の「彩盆(さいほん)」というコーヒーを頼むと、可愛い花が咲いた盆栽を合わせてくれました。


中山さん:
「彩盆というコーヒーは、小さいお花を思わせるような、甘く爽やかな香りが広がります。これに合う『姫ネムノキ』という木なんですけど、ピンク色の淡いかわいい花を咲かせますが、見た目の印象がすごく合うので」

 また、店内にある盆栽で気に入ったものがあれば、自分のテーブル持ってくることもできます。


女性客:
「花がかわいいなと思って」

別の女性客:
「癒される、ヒーリング効果があるなという感じがします」

男性客:
「この空間が自分の空間という感じですごくいいです」

 一緒にいただくコーヒーも特別です。バリスタの中山さんは、サイフォンコーヒーの日本一を決める大会で3回も優勝しています。


中山さん:
「サイフォンを淹れる専門の人をサイフォニストといって、そのチャンピオンとしてずっと活動しています。サイフォンは高温で短時間で仕上げてコーヒーを淹れます。高温で淹れると香り立ちよくて、すっきりとした味わいのコーヒーになったりする」


 店のコンセプトは「カフェ以上、美術館未満」。角度をうまく決めると「月と盆栽」のように見える写真も撮ることができます。


 コーヒー以外に、盆栽に見立てたプリンも人気で、遊び心が溢れています。


中山さん:
「『名古屋の人は1杯のコーヒーを盆栽を愛でながら飲むんだよね』なんて文化が世界に広がっていったら面白いですよね」

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