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挑戦することで成長を…米国で修士号も取得した“ビリギャル”がトークイベントで受験生や親にエール

東海テレビ / 2024年8月1日 16時31分

ニュースONE

 ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』や、その書籍が映画化された「ビリギャル」のモデルとなった、名古屋市出身の小林さやかさんが7月22日、中村区の三省堂書店名古屋本店でトークイベントに出席し、体験談を披露しながら受験生やその親たちにエールを送りました。

■アメリカ留学で感じた日本との教育方針の違い




 さやかさんは、慶応義塾大学を卒業後、ウェディングプランナーを経て、講演や執筆活動をする傍ら、アメリカのコロンビア大学の教育大学院に留学し、2024年5月、修士号を取得しました。


 トークイベントには高校生ら約50人が集まり、さやかさんは2年にわたる留学経験などを振り返って「日本は結果を重視するあまり、リスクや失敗を恐れさせ、全部において平均点以上をとることを求める傾向にある。海外は0点も100点もあってよく、どちらかというと良い方を伸ばしていく文化なので、挑戦や自分の好奇心を追究しやすい空気感だった」と、日本と海外の教育方針の違いについて触れました。

■挑戦して失敗するか最初から諦めるか…どちらが成長するのか




 また、過去に有名大学を志望していた男子高校生から受けた「3者面談で先生と親にリスクが高すぎるからその大学の受験をやめるように言われました。やはり無理でしょうか?」という相談について、悪い意味での「日本らしさ」を感じたと話し、高校生には「先生や親がいうリスクとは何か聞いておいで」とアドバイスしたといいます。

 さやかさんは、その男子高校生とはその後話していないということですが、先生や親がいう「リスク」はおそらく“不合格になること”と解説し、その上で例え不合格になったとしても「ビリギャルだって行けたんだし、俺も頑張るんだ」と1日に何時間も勉強して不合格だった場合と「やっぱり無理か、やめておこう」と何もしなかった場合で「どちらが成長しているか考えるべき」と持論を述べました。


 イベントは、さやかさんが自身の大学受験やその後の生活について振り返った著書『私はこうして勉強にハマった』の刊行を記念して行われ、著書では、学年でビリだった自分を変えた「勉強法」だけでなく「自分を奮起させるためどのように目標を設定するか」などについても書かれています。

 集まった人たちは、勉強をきっかけに人生の“下剋上”を果たしたさやかさんの生き方に、熱心に聞き入っていました。

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