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“代打・岩瀬仁紀”VS川上憲伸の対決も…アツすぎる『史上初の中日OB戦』権藤・谷沢両監督の采配やいかに

東海テレビ / 2024年8月20日 12時0分

ニュースONE

 7月25日にバンテリンドームナゴヤで行われた、史上初となる“中日ドラゴンズOB戦”、中日スポーツ創刊70周年記念「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME 2024」。柵越えも飛び出したバッティング練習から、試合の模様はもちろん、セレモニー終了に至るまでをアーカイブ配信している動画より、昇竜チームの権藤博監督と、強竜チームの谷沢健一監督の試合前インタビューについてお届けします。

<昇竜チーム・権藤博監督>

「いやぁ、久しぶりに会った若い選手の中には、顔覚えてない選手もいるんですよ(笑)。私と年代が近いところは、みんな覚えていて『お~い!』って言えるけど、『誰だったかなぁ…』っていうのもいて。ちょっと2軍にいた時の選手だと『あっ!』と思い出すんですよね、申し訳ないですね(笑)。



 グラウンドに出てキャッチボールをした時は、みんな照れ臭そうでしたけど、今ノック見てますと、結構ハツラツとやってますね。

 わが軍は投手力でいかなきゃいかん。小松辰雄、山本昌、川上憲伸、宣銅烈と、そうそうたるメンバーで抑えたいと思います。『ピッチャー宣銅烈!』って言っても、リードしてないと面白くないじゃないですか。そういうゲーム展開を狙っていきたいと思います。

 あと、ケガだけはしてもらいたくないんですけど、打ったら必死で走ると思うんですよ。フリーバッティング見てても、最初は軽く振ってましたけど、こんなにお客さんがいるのでみんなしっかり振ってましたね。やっぱりこれだけのメンバーがそろってますからね、いいプレーを見せてもらいたいです」

<強竜チーム・谷沢健一監督>

「ドラゴンズができて88年。それだけ伝統のあるチームで、こうやって皆さんに恩義を感じながらユニホームを着られるとはね。OB戦は初めてですし、まさかこういう時に監督やるとは思わなかったよ(笑)。

 メンバーは(山崎)武司もノリ(中村紀洋)もいる。それから正岡(真二)くんには無理言ってセカンドを守ってもらいます。74年の20年ぶり優勝の時にはショート守ってましたけど、欠かせない2番ですよ。

 あと彦野(利勝)、平田(良介)、DHに豊田(成佑)、矢野(燿大)、英智、いいメンバーじゃないですか。先発は鈴木孝政ですけど、継投もお楽しみに!今中(慎二)くんも早いうちに投げさせて、ベテランと若手もセットにしながら、最後には岩瀬(仁紀)くんが控えてます。権藤さんが『受けて立つ』と言ってくれてますから『代打・俺』も行きますよ(笑)。

 ドラゴンズのここまでの歴史を先人たちが築いてくださいました。私が入った時は水原茂さん、与那嶺要さん、中利夫さん、近藤貞雄さん、山内一弘さん、高木守道さん…そういう方々がこの歴史をつくってくれましたのでね、いいOB戦にしたいですよ。ファンの皆様、最後までごゆっくり楽しんでください。強竜チームに応援をよろしく!」

 ドラゴンズ史上初となるOB戦では、山本昌さんが「感涙ものです」と評した、権藤・谷沢両監督の直接対決まで実現。まさに投げも投げたり、打ちも打ったりという名勝負となったほか、大学時代は野手だった岩瀬仁紀投手が打席に入り、川上憲伸投手と相まみえるという激レアなシーンも。

 時を超えたレジェンドたちが自らのプライドをかけて奮闘する姿に、幅広い世代のファンの皆さんも大満足のひと時となったようでした。

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