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シーホース三河が新体制を発表「自分たちの強さを証明するシーズンに」

東海テレビ / 2024年8月28日 10時39分

TIP OFF!シーホース

シーホース三河は8月26日、安城市内で「新チーム体制発表会」を開催した。出席したのは、寺部康弘取締役社長と佐古賢一チームディレクター、ライアン・リッチマンヘッドコーチ(HC)、エースの西田優大選手、新加入選手の須田侑太郎選手。ブースタークラブ会員や協賛スポンサーなど約100名の前で、新シーズンに向けて決意を語った。

冒頭、寺部康弘取締役社長は、リッチマンHCを迎えて変革を図った昨シーズンを振り返り、「3シーズンぶりにチャンピオンシップ(CS)に出場することはできたが、目標としていた優勝に到達することはできなかった。2024-25シーズンは念願の優勝をつかみ取るために、リッチマンHCのもと優勝を狙える体制を整えた」とあいさつした。



続いて、今シーズンからチームディレクター(TD)に就任した佐古賢一氏が、シーズンテーマの「超えていけ。」と新チームの補強ポイントを説明。スタッフは、他チームでヘッドコーチ経験もある水野宏太アシスタントコーチ兼通訳と、アメリカの大学院で学んだ小川真琴アスレティックトレーナーが新たに加わり、万全の体制になったと自信を見せた。

新加入選手は4人。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)から加入した須田侑太郎選手には「クォーターファイナルの壁を越えるためにも、3Pシュートの試投数と確率を上げること」を、帰化選手のモッチラミン選手には「長いシーズンを戦う上でのビッグマンの厚み」をそれぞれ期待していると話した。

また、補強ポイントの1つであったPGについては、「育成枠ではなく、選手の1人として期待している」という下部組織出身で高卒ルーキーの平寿哉選手が新加入。また、練習生としてトップチームの活動に参加していた東海大学出身の元澤誠選手は、伸びしろを考慮して選手契約したことを明らかにした。そのうえで佐古TDは「日本人エースである西田優大選手を中心に外国籍選手とのバランスを考えながら、開幕からシーズンテーマである『超えていけ。』にチャレンジしたい」と意気込んだ。

就任2年目のリッチマンHCは、「めちゃくちゃワクワクしている。昨シーズン培った土台をもとに、今シーズンもさらに成長していきたい。素晴らしい選手・スタッフたちと共に、毎日1%ずつでもカイゼンし、優勝を目指してチーム一丸で頑張っていく」と決意表明した。

佐古TDが「今シーズンの一番の補強」と期待する須田は、「リッチマンHCの元でプレーをしてみたい、学んでみたいというのが一番の要因」と移籍の理由を明かした。「昨シーズンはシーホース三河というチームとして悔しい結果に終わったし、自分自身もチャンピオンに手が届かなかった悔しさがある。昨シーズンの土台の上に、そうしたモチベーションや11年間のプロ生活で経験してきたものを還元して、シーホース三河が素晴らしい組織となり、Bリーグのトップチームに仲間入りができるよう、自分の力を最大限に発揮したい」と熱く語った。

西田も「きょう午前中のチームミーティングで、リッチマンHCから、『今シーズンは僕たちの強さや取り組んできたことを証明するシーズンだ』という話があった。今は、僕たちが昨シーズンやってきたことに肉付けしている状態。新加入選手と共に、強さをしっかりと証明したい」と闘志をみなぎらせた。

新チームのお披露目は、9月7日に行われる「AICHI CENTRAL CUP 2024」の名古屋D戦。シーホース三河にとってはCSの雪辱戦であり、須田にとってはいきなりの古巣対決となる。

「自分たちの成長にフォーカスして臨み、まずは新シーズンの第一歩目なので、最高のスタートを切れるようにしっかりと準備していきたい」と須田が話せば、西田も「須田さんも相当な覚悟を持ってシーホース三河に加わってくれたと思うし、最初の試合が古巣のドルフィンズで思いもあるはず。恥ずかしい試合はできないので、しっかりと準備していきたい。自分たちにフォーカスして、昨シーズンやってきた土台を確認しながら、いい流れでレギュラーシーズンに入れるように戦いたい」と、開幕に向けての準備を整えていくことを異口同音に誓っていた。

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