同居の弟「抵抗するために引っ掻いた」市営住宅に住む71歳男性が死亡 64歳の弟を傷害容疑で逮捕

ニュースONE

　17日未明、三重県四日市市の市営住宅で、71歳の男性が死亡しているのが見つかり、64歳の弟が、傷害の疑いで逮捕されました。

　17日午前5時ごろ、四日市市寺方町の市営住宅で、この家に住む無職の橋本正男さん(71)が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

　警察が、同居する弟に話を聴いたところ、暴行を加えていたことを認めたことなどから17日夜、傷害の疑いで逮捕しました。

　逮捕されたのは橋本俊数(64)容疑者で、調べに対し「兄が暴力をふるってきたので、抵抗するために兄の体をひっかいた」と話しているということです。

　警察によりますと、正男さんの顔や背中にはひっかかれた傷があったということで、遺体を解剖するなどして死亡との関係を調べる方針です。