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発煙筒の使い方は…緊急時に身を守る 高速道路の追越車線の事故では2人が車外ではねられ死亡も

東海テレビ / 2024年10月29日 17時33分

ニュースONE

 愛知県東海市の伊勢湾岸道で2024年10月3日、事故を起こして車の外に出ていた男性2人が、後ろから来た車にはねられ、死亡しました。

高速道路で事故にあった際、どう身を守ればいいのか、事故の被害を拡大させないため、後続車両に合図を送る発煙筒の使い方についても、確認しました。

■追越車線で事故を起こしたら…身の守り方は




 警察によりますと、伊勢湾岸道での事故では、まず、追越車線に故障したトラックが止まっていたため、乗用車が後ろに止まりました。


そこに、軽乗用車が追突。事故の様子を確認するため、それぞれの運転手が外に出たところ…。


別の乗用車が追突したということです。


こうした高速道路での事故を防ぐためにはどうしたらいいのか、NEXCO中日本の担当者に聞きました。



NEXCO中日本の高速道路ドライブアドバイザー 花田大輝さん:
「路上に立たない、車内に残らないということ。左側の路肩、安全な場所に速やかに避難する」


今回の事故のように、右側の追越車線で車が止まった場合についても聞きました。

NEXCO中日本の花田さん:
「追越車線側の路肩は安全な場所ではないので、可能な限り、車が途切れるタイミングを見計らって、左側の路肩へ。避難する際に重要なこととしては、後ろから来る車から目を離さないことが一番大事です」


そして、事故の規模を広げないために「ハザードランプをつけて後続車両に合図を送ってもらって、発煙筒や三角表示版を表示して注意を促してほしい」と説明しています。

■車には必ずある「発煙筒」の使い方




 発煙筒は車に積んで置くことは義務付けられていますが、使う機会はなかなかありません。実際に点火して手順を調べました。


まず、キャップを開けます。


そして発煙筒と軸のキャップを固定します。


先端には、白いキャップがもう1つ付いていて、このキャップが点火剤の役割を果たします。


軸の発煙筒の部分をマッチのようにこすると…。


炎と煙が出るようになっています。

2024年10月11日放送

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