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初日から「契約解除に向けた手続き指示」長坂新豊橋市長の公約“新アリーナ建設中止” バスケ界に大きな波紋 Bリーグ・三遠ネオフェニックスは声明

東海テレビ / 2024年11月18日 21時30分

ニュースONE

 2024年11月10日に行われた愛知県豊橋市の市長選挙で、新しいアリーナの建設中止を訴え、初当選した長坂尚登新市長が18日、初登庁しました。

建設中止の手続きを進める考えを強調しましたが、地元のプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」の新リーグ参入が白紙になる可能性があるなど、大きな波紋が広がりそうです。

■職員訓示で「脳に汗をかいて」…激戦した愛知県豊橋市の長坂尚登新市長




 長坂尚登市長(なおと 41)は18日午前9時前、豊橋市役所に初登庁し、職員に拍手で迎えられました。


10日の豊橋市長選挙で初当選した長坂新市長は、職員に向けた訓示では、厳しい口調で訴えかけました。

愛知県豊橋市の長坂尚登新市長:


「皆さんの頭は考えるためにあります。できない理由を探すのではなく、できる方法を見出すため、市民のため脳に汗をかいてください」


長坂市長は市長選で、前市長が進めていた豊橋公園に新アリーナを建設する計画の中止を訴え、およそ4000票差の激戦を制しました。

■公約の「新アリーナ建設中止」に早速着手…Bリーグ三遠は声明出し理解求める




 18日午後、就任会見で長坂市長は「新アリーナについては、契約解除に向けた手続きに入るよう指示をしました」と話しました。


初日から契約解除の手続きに取り掛かったことを明かした長坂市長ですが、この計画中止の動きが大きな波紋を広げています。

プロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスは、新アリーナの建設を条件の一つに、トップリーグ「Bプレミア」への参入を決めていて、中止された場合、参入が白紙になる見通しです。


<三遠ネオフェニックスの声明>
「新市長にお会いし、アリーナ建設の必要性についてご理解いただけるよう努力してまいります。実際に試合会場にもお越しいただき、熱気を感じていただきたいとも考えております」

長坂豊橋市長:
「お会いしたいという申し入れについては、どこかのタイミングでお会いできればと考えております。試合に関しても、調整がつけば見に行くことも当然あり得る。ただ、選挙の結果は重く受け止めなければならないなと」

■損失補償金の想定は「出していない」




 完成イメージも出来上がり、すでに計画が進んでいるなかでの中止表明。


建設を取りやめた場合に想定される業者への違約金について聞きました。

Q.損失補償金の想定は?
長坂豊橋市長:
「ありません。現状においても、そういうものの算出はしていないということでございます」

豊橋に大きな波紋が広がっているアリーナ問題。新市長の手腕が問われています。

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