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有権者に聞いた12の争点…名古屋市長選で「投票マッチング」最も関心が高い“市民税減税 継続か否か”

東海テレビ / 2024年11月22日 21時45分

ニュースONE

 11月24日投開票の名古屋市長選挙でニュースONEでは、選挙ドットコムと中日新聞と協力し、どの候補者が自分の考えに近いのかがわかる「投票マッチング」を実施しています。

11月14日から22日午前10時までに集計したデータの一部を使って、有権者の関心がどの政策に集まっているかを調べました。

■マッチングでは争点に想定される12項目について質問

 名古屋市長選には届け出順に太田敏光(おおた・としみつ)さん、広沢一郎(ひろさわ・いちろう)さん、水谷昇(みずたに・のぼる)さん、不破英紀(ふわ・ひでき)さん、鈴木慶明(すずき・けいめい)さん、大塚耕平(おおつか・こうへい)さん、尾形慶子(おがた・けいこ)さんの7人が立候補しています。



マッチングは10時までの時点で、市長選の有権者(名古屋市在住の18歳以上)のべおよそ13000人が利用しています。

名古屋市長選の争点として想定される以下の12の項目について、利用者に関心が高い項目を3つ選択してもらいました。

・河村たかし前市長の市政を評価するかどうか

・名古屋市が進める名古屋城天守の木造復元事業を継続するかどうか

・名古屋城天守の木造復元事業では最上階まで昇降機を設置するかどうか

・市民税の5%減税は続けるべきかどうか

・市長給与を大幅削減し、退職金を全額辞退するべきかどうか

・名古屋市議の議員報酬は削減するべきかどうか

・敬老パスの使用上限の減少や負担金の増額など、サービスを縮小するべきかどうか

・名古屋市でマイナンバーカードの使途を拡大していくべきかどうか

・「あいち県民の日学校ホリデー」を実施するべきかどうか

・木曽川導水路の事業は推進するべきかどうか

・外国人労働者をさらに増やしていくべきかどうか

・財源は高齢者福祉より少子化対策に優先配分すべきかどうか

■最も関心を集めているのは名古屋市の独自施策

 12の項目から関心の高い3つを選択してもらった結果は以下の通りです。

1.市民税の5%減税を続けるべきかどうか 65.8%

2.財源は高齢者福祉より少子化対策に優先配分すべきかどうか 59.3%

3.市でマイナンバーカードの使途を拡大していくべきかどうか 33.4%

4.市議の議員報酬は削減するべきかどうか 31.0%

5.河村前市長の市政を評価するかどうか 25.1%

6.外国人労働者をさらに増やしていくべきかどうか 21.1%

7.市長給与を大幅削減し、退職金を全額辞退するべきかどうか 17.8%

8.名古屋城天守の木造復元事業を継続するかどうか 15.6%

9.敬老パスのサービスを縮小するべきかどうか 14.5%

10.名古屋城天守の木造復元事業で最上階まで昇降機を設置するかどうか 6.6%

11.「あいち県民の日学校ホリデー」を実施すべきかどうか 6.4%

12.木曽川導水路の事業を推進すべきかどうか 3.5%


トップは名古屋市独自の市民税減税でした。選挙ドットコムによりますと、他の自治体での投票マッチングでも関心が高かった高齢者福祉と少子化対策への財源配分の優先度を問う設問を上回り、最も関心を集めています。

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