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“約400m”にわたる複合ビルも誕生か…東海3県各地で進む『再開発』ザ・ランドマーク名古屋栄はエリアで“最高層”に

東海テレビ / 2025年1月4日 21時0分

ニュースONE

 新たな賑わいの創出や、建物の老朽化に伴う建て替えなどの目的で、東海3県では各地で再開発が進んでいます。

■コロナ等の影響で着工見送りの「名駅周辺再開発」が始動




 名古屋駅周辺では、新型コロナなどにより着工が見送られていた「名鉄百貨店」から「日本生命笹島ビル」までの再開発計画が、前に進みだしていることがわかりました。


一部ではすでに解体が始まっていますが、今後この一帯で新たに再開発の計画が動きだします。

具体的なビルの形などは明らかにされていませんが、およそ400mにわたる複合ビルに、ホテルや商業施設などが入るとみられています。


2027年度から着工し、ビル自体の開業は2030年代の半ばを見込んでいるということです。

■名古屋城の横に外観も城のようなホテルが誕生へ




 名古屋のシンボル「名古屋城」の西にあった「ホテルナゴヤキャッスル」もリニューアルオープンに向けて準備が進んでいます。


1969年に開業し、日本初のガラス張りの「展望エレベーター」や、「屋外プール」が話題になりました。


しかし老朽化などに伴い、2020年9月に一時休館しました。

名古屋城を一望できる部屋が自慢で、上皇、上皇后さまが宿泊されたこともあります。


新しいホテル名は「エスパシオ ナゴヤキャッスル」で、2025年10月の開業を予定していますが、2024年12月時点で工事の現場を見てみると、既にその新しい姿が見え始めています。


新しいホテルは、立派な石垣の上に建っていて、まるで城のような雰囲気です。


石垣の中には、城と同じような窓もあり、建物はほとんどがガラス張りで、前には名古屋城のお堀も流れていて、城の城主のような気分を味わうことができそうです。


運営するのは興和が出資する子会社「エスパシオエンタープライズ」です。


「ホテルナゴヤキャッスルの伝統を継承しつつ、唯一無二のラグジュアリーホテル」を目指すとしています。

■栄地区最大のビルが開発中




 名古屋市中区錦3丁目でも再開発が進められています。


以前はイベントスペースとしても使われてきたエリアで着々と工事が進められているのは、「ザ・ランドマーク名古屋栄」です。


栄地区の中で最も高い約211mで、中部電力ミライタワーより30mほど上回る高さです。


地下鉄の栄駅に直結していて、ビルには「パルコ」などを運営する「ジェイフロント リテイリンググループ」が担う商業施設や、栄地区初となる「TOHOシネマズ」、高級ホテル「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が入ります。


また、オフィスが入る13階には、一般利用も想定したライブラリーと、カフェも入るそうです。

■徳川家康生誕のエリアで進む「ひがおかの変」




 愛知県岡崎市では「ひがおかの変」が起きています。「ひがおか」とは、名鉄の「東岡崎駅」のことで、このエリアで再開発が進んでいます。

岡崎市と名古屋鉄道が協働で進める「HIGAOKA2030プロジェクト」では、「東岡崎駅の地下にある改札を地上3階まであげる」「バリアフリーの自由通路を作る」ことで南北を行き来しやすくすることや、南口と北口に新しい駅ビルを作ることになっています。


北口の駅ビルは地上9階建てで、商業施設などが入る予定です。南口の駅ビルは、2024年4月に完成した「SWING MALL(スイングモール)」です。


地上3階建てで飲食店など17の店舗が出店していて、岡崎初出店となる沖縄発のアイスクリーム店「BLUE SEAL」や、立ち飲みバー、地域で開業を目指す人が入れ替わりで出店できる「コミュニティーキッチン」も設けられています。

■織田信長が城主の「岐阜城」の麓に“楽市楽座”計画!?




 岐阜県岐阜市では、「信長の城下町」を作り出そうとしています。

金華山にそびえる岐阜城の麓にある岐阜公園に、織田信長の楽市楽座を行った城下町をイメージした木造平屋建てのレストランやカフェ、物販の店を約10店舗作り、2025年春にオープンが予定されています。


今後は、山頂にも手を伸ばし、岐阜城の天守をはじめ、城郭の改修も計画されているということです。こうしたリニューアルを通して、現在年間100万人の来場者を150万人に増やすことを目指しています。


岐阜市役所歴史まちづくり課の担当者は「織田信長公が世に広めた“楽市楽座”のように、賑やかで活気あふれる公園の整備に取り組んでいきます」と地域をあげて力を入れています。

また、3年前に閉庁した旧岐阜市役所には、十六銀行などを運営する「十六フィナンシャルグループ」が地上7階建ての建物を作ります。


1〜3階には、市民も使うことができる食堂やギャラリーを作る予定です。

■三重の中心街では1.6キロ離れたJRと近鉄の「四日市駅」を結ぶ計画




 三重県では四日市市で再開発が進んでいます。

近鉄四日市駅からJR四日市駅までを結ぶ1.6キロの中央通りを「歩きやすい空間」にすることで、車道を減らして歩道を広げたり、円形デッキを作る予定です。


歩道には緑の空間を作り、トイレや授乳室、コインロッカーなどが新設されます。2027年の完成を目指しているということです。

2024年12月13日放送

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