“教育委員会”と勘違いも多く…保護者等の寄付金で運営『名古屋市教育会』3月末で解散へ 市長「必要なものは予算化」

ニュースONE

　名古屋市内の公立学校の教員らで作る任意団体「名古屋市教育会」が、2025年3月末で解散する方針を固めました。

　名古屋市教育会は、保護者などからの寄付金で教員の研修費用や部活動の大会運営費などを助成する任意団体で、毎年4月に小中学校などで教員らがチラシを配り、会費を集めていました。

　教育会は教育委員会とは別の団体で入会は任意ですが、勘違いする保護者も多く、河村たかし前市長が「事実上強制になる」などと問題視していました。

　教育会によりますと、ホームページでの入会手続きへの変更を検討していましたが、会費が集まりにくく、事業の継続が難しいとして、2024年度で解散する方針を固めたということです。

広沢名古屋市長：
「必要欠かさざるべきものはちゃんと予算化して継続して、子供に迷惑がかからないように」