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外壁はトタン板で「何の店か分からない」がツカミに…行列を“看板”にした人気ラーメン店 初見だと戸惑う外観も店内は常に満員

東海テレビ / 2025年2月2日 11時30分

ニュースONE

 名古屋市中区の「燕参上」は、看板のない、古びた外観の店舗ですが、連日行列ができる新潟県のご当地ラーメンが人気の店です。

■看板も小さく外壁はトタン板…行列ができるラーメン店「燕参上」




 中区栄1丁目の「燕参上」は、看板などは一切なく、外観も銀色の薄いトタン板だけが貼られた店です。


店名も入口の扉の上の照明に、小さく書かれているだけです。

男性客:
「最初来た時、正直分からんかったです、どこが店なんだって」

女性客:
「何のお店か本当わからないもんね」

1年前にオープンし、初めての人は戸惑う外観ですが、行列はほぼ毎日できるといいます。


店内は常に満員です。


店で提供しているのは、新潟県のご当地ラーメン「燕三条ラーメン」です。


新潟県の中央に位置する「燕・三条エリア」発祥のラーメンで、煮干しペーストたっぷりで、魚介の出汁が効いた醤油ベースの超濃厚スープに…。


新潟の冬の寒さでも伸びない極太麺。

そして湯気が逃げないようにと豚の背脂でスープに蓋をした、寒い地域ならではのパンチが効いた“ご当地ラーメン”です。(新潟燕三条ラーメン 1050円)


男性客:
「すごく太麺で、スープも全部飲んじゃいました。初めてでしたが、おいしかったです」

別の男性客:
「僕は初めて新潟で(燕三条ラーメン)を食べた時にビックリして、もうファンになりましたね。きょうはもう100回目くらいですね」

女性客:
「めっちゃおいしいです」

一緒にいた女性客:
「めっちゃおいしいです」

男性のみならず女性も燕三条ラーメンに虜になっていました。

店主によると、超濃厚かつ個性派ラーメンであることに加え、名古屋で唯一の専門店ということもあり、リピーターが急増していて、行列が毎日できるといいます。

■わかりにくい外観は店主の「戦略」




 外観がわかりにくいのは、店主の「戦略」でした。

燕参上の店主 大前斉さん:
「ちょっと生意気な言い方すると、戦略です。大きな看板出すだけがPRじゃないと思っています」


看板などを一切出さず、意図的にわかりにくくすることで、店主は「逆に目立って印象に残りやすくなる」と考えています。

そして行列が加わったことで、より一層興味を引く“謎の店”になったといいます。


大前さん:
「僕はラーメン屋さんの最大の看板は、行列だと思っているので。とにかく味は真っ当に作って、掴みは『何の店かはわからない』『だけどあそこなんか行列できているよね』『並んでみて行ってみたけどおいしかったよ』と気になってもらったらこっちのものです。あとは一歩踏み出す勇気を持っていただければ」

2024年12月12日放送

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