【シーホース三河】ホームで佐賀に連勝 来場の島田チェアマンは三河の新アリーナについて「素晴らしいアクションを起こしている」と評価
東海テレビ / 2025年2月3日 13時11分
■ディフェンスチームらしい展開に持ち込んで佐賀に連勝
2月1日・2日に岡崎中央総合公園総合体育館(武道館)で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第20節が開催され、シーホース三河は佐賀バルーナーズと対戦。GAME1を81-63、GAME2を86-68で勝利し、三河は2連勝を飾った。
GAME1は、佐賀にオフェンスリバウンドを容易に許してしまい、序盤から競った展開が続く。しかし、3Qにオフェンスが機能して一気に流れを呼び込むと、そのままリードをキープして押し切った。
GAME1の反省を踏まえて臨んだGAME2。序盤から押し気味に試合を進めていくも、今度はなかなかシュートが決まらない。前半を終えて3Pシュート成功率が23.5%となかなか上がらない中、この日はディフェンスで粘った。
前節のA東京戦で完敗した後、ライアン・リッチマンHCは「シュートが決まらない状況であっても、それをディフェンスに影響をさせてはいけない。」と話していた。GAME2ではその課題が改善され、特にペイントエリアで体を寄せてハードに守った。
ディフェンスが良くなればオフェンスにも流れが来る。終わってみれば3Pシュート成功率は34.2%とまずまずで、佐賀のターンオーバーから19得点、ファストブレイクポイントも19得点と、ハードに守ってからスピーディーな展開に持ち込む三河のアイデンティティを発揮したゲームで勝利した。
「(前節の敗戦後に)選手には自分たちのスタイルのバスケをやることを伝えました。良いディフェンスを続けること、そしてボールをしっかりと動かしていくこと。今日に関しては、27アシストに対してターンオーバーは7、ディフェンスでは8スティール、5ブロックショット。しっかりとボールを動かしてプレーできましたし、ディフェンスでも自分たちのやりたいプレーができました」とリッチマンHCは振り返る。
また、西田優大はGAME1で21得点、GAME2で11得点と、2試合続けて二桁得点を記録。ジェイク・レイマンはGAME2でシーズンハイの24得点と、点を取るべき選手が結果を出した。課題も散見したが、全体を通して前節の敗戦から見事なカムバックを見せたゲームとなった。
■島田チェアマン「三河さんのアクションは我々の理想とする姿」
GAME2にはBリーグ・島田慎二チェアマンが来場し、ホームチームの三河にエールを送った。試合後の囲み取材では、安城市に完成予定の新アリーナについての質問が飛んだ。
シーホース三河は、自治体、そして安城市民と一緒に、一昨年から新アリーナの使い方について、ワークショップを開催して意見を交わしてきた。そうした取り組みについて、島田チェアマンは「素晴らしいと思います」と評価する。
「シーホース三河さんは、みんなのアリーナというコンセプトでやっています。ワークショップを開催して市民の皆さんと一緒に考えたり、建設に対する理解の啓蒙をしたりするのはものすごく大変で、エネルギーが必要なこと。そうした取り組みを続けて皆さんを巻き込んでいるところが素晴らしく、ここまできちっとやっているクラブは少ないと思います」と島田チェアマン。
2026年からスタートする新B1「Bプレミア」に向けて、全国各地でアリーナ建設が進んでいる。この状況について、島田チェアマンはポジティブな意味で「想定外です」と話す。
「いろいろなところで話していますが、もともとBプレミアは18クラブを上限に考えていました。それを一昨年の年末に撤廃。条件をクリアしたクラブはすべて受け入れるとして、昨年末には審査結果として26クラブが出そろいました。もともと、18よりずっと少なくなると想定していました。それはアリーナ建設のことだけでなく、(Bプレミア参入の条件として)コロナ禍に設けた平均4000人以上の入場者数や売上12億円など、難易度が高い基準があったからです。それが最終的に現在のような状況になった。これはクラブの頑張りはもちろん、自治体やファンなど、全方位でクラブに関わる方々のお力添えのおかげで実現したと思っています」
シーホース三河の新アリーナは2028年3月に竣工予定となる。最後に、これからの三河に期待することを島田チェアマンに聞いた。
「当然ですが、アリーナはBリーグのためだけにあるものではありません。私たちは地域創生リーグと銘打って、アリーナを通したまちづくりや地域活性化を最上位に位置付けています。それを実現するためのコンテンツとしてバスケットボールをベースにやっていますけど、大事なことはまちを元気にすることです。シーホース三河さんは、市民の皆さん、クラブ、自治体が一緒になってまちを変えようと動いている。それは我々の理想とする姿ですし、素晴らしいアクションを起こしているクラブだと思います」
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