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12万円以上使ったファンの姿も…ドラゴンズの沖縄キャンプ ブルペン見た山本昌さん「Aクラス できれば優勝争いを」

東海テレビ / 2025年2月5日 21時29分

ニュースONE

 プロ野球の春季キャンプが2025年も2月1日から始まり、初日に1軍が活動する沖縄県北谷町と2軍が活動する読谷村の球場に足を運んだ。3年連続最下位のチームがどんな初日を迎えたのか、井上一樹監督にも話を聞いた。

■初日は選手会長の藤嶋選手…井上監督がキャンプで選手に課した「自己PR」




 2025年2月1日土曜日の午前4時半、愛知県常滑市のセントレアのロビーには、沖縄県那覇市の那覇空港へ向かう始発、午前6時5分の便に乗ろうと、多くのドラゴンズファンの姿があった。

那覇空港に着き、そのまま北谷町の「Agreスタジアム北谷」に着くと、雨や風が強く生憎の天気だったが、多くのファンが駆け付けていた。


球場内には、セレモニーでドラゴンズの選手が揃い、慣れ親しんだ背番号「99」のユニフォームに袖を通した井上一樹新監督が、決意を語った。



中日ドラゴンズの井上一樹監督:
「変わりたいと、リボーン。今までのドラゴンズとまた違った形の、ポジティブな、前向きに進んでいくドラゴンズを見守ってください」


新体制の船出を迎えた井上監督、選手たちへの第一声は。

井上監督:
「一生懸命やっていたとしても、打たれることもあるし、打てないこともある。それは置いておいて、でもやはり自分たちがどういうような形で臨むか、『必死さ』というようなことが俺は一番大事だと思う。みんなの気合だったりとか、必死さだったりというところを評価したい。自己PR、目標、モットーをみんなの前で発表してもらう。しゃべったことに対して俺が評価する。最高10点」


選手日替わりで、練習前のスピーチを課した。初日、今シーズンの抱負を述べたのは、今シーズンから選手会長を務める藤嶋健人選手だ。

藤嶋健人選手:
「今年から選手会長を務めさせていただく藤嶋です。僕の今年の目標、テーマは脱皮です。蛇にあやかって、チャレンジ精神を持って、セ・リーグを丸のみにしてやりましょう」


井上監督:
「7ポイント!」

次回の“声出し”を決める方法はくじ引き。引き当てられたのは…。

井上監督:
「39番、宇佐見!!」


こうして、和気あいあいとした雰囲気の中、ドラゴンズのキャンプが始まった。

■12万円使った人も…限定グッズを狙い開店前から今年もファンが売場に長蛇の列




 球場の外で賑わいをみせていたのが、まだオープン開始前のグッズ販売だ。常夏感をイメージしたオリジナルユニフォームや…。


首里城を頭に乗せたドアラのぬいぐるみなど…。


沖縄キャンプ限定のグッズが目白押しで、午前10時の販売開始を前におよそ300人の長蛇の列ができていた。


前の方に並んでいた女性ファン:
「6時くらいから並んでいる。土曜日ですし、人が多いと思いまして。初日ですし、すごい並ぶと思ったので」

この女性は、2024年のキャンプも訪れたセレモニー見たあと、グッズを買いに来たところ長蛇の列ができていたため、2025年はセレモニーを諦めたという。

販売が始まると、この女性は買い物リストと照らし合わせながら、次々とグッズをカゴに詰めていった。

1回の会計で3万円を超えるとオリジナルTシャツをもらえるということで、事前に作った緻密なリストをもとに、3万円ごとにグッズを分けているファンもいた。


母親と一緒に訪れていて、手分けして買い物していた。そして仮に足らなかった場合は缶バッジで調整するなど、作戦も細かい。会計は3万20円と、3万円を僅かに超える見事な結果だった。

この女性ファンは、合計で12万円以上の買い物をし、限定のTシャツも4枚手に入れた。


女性ファン:
「ガールズデーとか、マスコットデーとかその辺で着たいな」

■山本昌さんはキャンプ初日のブルペンを高評価




 取材を続けていると、ブルペンに足を運んだばかりのドラゴンズのレジェンド、山本昌さんに会うことができ、話を聞くことができた。


山本昌さん:
「今、球筋云々よりも元気に投げられていることが大事なので、みんな順調だと思います。井上監督本人も(元々は)ピッチャー出身なので、よくピッチング練習終わりに各選手に声をかけているなというのはすごく印象に残りましたし、精力的に初日なんですけど、動いているなという感じはしましたので、よろしいのではないでしょうか。ブルペン見る限りは、非常に力強いボールをみんな投げているので、Aクラス、できれば優勝争いまで行ってほしいと思います」


ドラゴンズが誇る投手陣に昌さんが太鼓判を押すと、これを聞いていた周囲の観客からは拍手が起こった。

■2月1日は誕生日…ドラフト1位ルーキー金丸選手にファンが熱視線




 そして、二軍のキャンプ地、読谷村のオキハム読谷平和の森球場へ。背番号を30に変更した根尾昂選手、高橋周平選手や田中幹也選手らが汗を流していた。


多くの人だかりをつくっていたのは、腰のコンディションの影響で読谷からのスタートとなった、ドラフト1位ルーキー、金丸夢斗選手だ。


前日、金丸選手に帽子にサインを書いてもらったという人や、一緒に写真を撮影してもらったという人もいた。


男性:
「すごくニコニコしていて、本当にいい子でしたね。まずは1勝を」

2月1日は、その金丸選手の誕生日で、22歳を迎えた。チームメイトからもバースデーソングが贈られ、笑顔でキャンプに入った。


練習では、ゴムチューブを使ったトレーニングや、キャッチボールやノックなどで、体を動かした。

■監督自身も納得の初日…ドラフト会議で痛めた肩は…




 再び北谷に戻ると、グッズ売場では、いつ、どこに現れるか明かされていない神出鬼没のドアラが、店員に扮してグッズを売り捌いていた。


キャンプ初日の練習が終わり、井上監督に直接話を聞くことができた。

井上監督:
「カラっと晴れた中でスカッとやりたかったんですけども、ちょっと残念なことに天気に恵まれずというか。その中でも良い滑り出しができたのかなと」


キャンプ初日は監督自身が即席のサイン会を開き、集まったファンと直接交流を図る時間もあった。


井上監督:
「1枚の写真、サインで救われてファンになるという気持ちを思えば、ちょっとした時間ならできるだろということで、それをお土産に持って帰る、持って帰らないでは違うと思うので」

ドラフト会議で金丸選手を引き当てた際、ガッツポーズで左肩を痛めたことについては、「キャンプインまでには治す」としていたものの、まだ万全ではないようだった。


井上監督:
「肩ね、ちょっとね、こっちだけじゃなくてこっちも両方痛くて、本当はバッティングピッチャーでバンバン投げてあげたいんですけど、もう少しお待ちください」

2025年2月3日放送

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