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逃げ惑う人々が川へ…死者7千人超 名古屋空襲での惨劇 TEAM SHACHI秋本帆華さん「知らなきゃいけない」

東海テレビ / 2025年2月8日 12時4分

ニュースONE

 1941年から1945年まで続いた太平洋戦争では、名古屋も空襲に襲われました。2024年、名古屋市は毎年5月14日を「なごや平和の日」と定め、戦争の体験や記憶が風化しないように後世に繋いでいこうとしていますが、若い人へどう伝えていけばよいのかが課題となっています。

 愛知県出身で、アイドルグループ『TEAM SHACHI』のメンバー・秋本帆華(あきもと・ほのか 27)さんは、名古屋空襲の際に起きた堀川での悲惨な状況を知り、歴史を知ることの大切さを学びました。

 太平洋戦争末期の1945年、名古屋空襲が本格化し、容赦なく降り注ぐ爆弾が名古屋を襲いました。激しい炎に包まれた名古屋の街は、家が焼け、人々の逃げ場さえ失われていきました。


 そんな中、名古屋市の中心部を流れる「堀川」に、焼け出された人が殺到しました。


名古屋空襲を体験した津田さゑ子さん(87):
「堀川はね、戦争の時に飛び込む人がいたと聞きました。火がぼーっと街に燃え盛った時に、逃げる場所がないと、堀川にドボンと身を投げる。助かりたいので、水があるところへ。本当に怖かったですよ。街中、火がぼーっと燃えて。よく助かったと思います」


 名古屋空襲の犠牲者は、分かっているだけでも死者7858人、負傷者は1万人を超えました。

 秋本さんは「実際に起こったのか疑問に思うくらい」と話し、驚きを隠せませんでした。


秋本帆華さん:
「実際に起こったのかなって、ちょっと疑問に思っちゃうくらい。良いことではあるんですけど、平和になっていることが。他人事に考えてしまっている部分はあります。想像ができないくらい、悲惨なことがここ(堀川)であったっていうのが。知らなきゃいけないと思いました」

2025年2月5日放送

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