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坂を上れない宿泊客から“SOS”も…岐阜県で断続的に雪 山中にあるホテルは対応に苦慮「可能な限り我々で除雪している」

東海テレビ / 2025年2月6日 21時9分

ニュースONE

 今シーズン最も強い寒波の影響で、岐阜県を中心に2月6日も雪が続いていて、「最強寒波」まだまだ警戒が必要です。郡上八幡城へ向かう山の中腹にある「積翠園」では、その立地ならではのトラブルも起きているということです。

 6日も岐阜県を中心に断続的に雪となり、白川村の積雪は260センチまで増加しました。


 午前10時前の郡上市内では、膝の高さほどまで雪が積もっていて、郵便局では除雪作業に追われていました。郡上市八幡町の市街地では、連日の雪かきに住民も疲労の色が。


住民:
「(雪かきは)朝、仕事に行く前にちょっとして、今帰ってきてまた少しやった。昨日もした」

別の住民:
「雪かきは毎朝する。腰が痛くてもう…」

 町のシンボル、郡上八幡城へと続く山の中腹にあるホテル「積翠園(せきすいえん)」。


 テラス付きの部屋からは、郡上八幡城を眺めることができ、今は雪景色の街並みを楽しむことができます。

 夏は駐車場が郡上踊りの会場にもなるホテルからは、雪化粧した街並みが一望できますが、大雪の状況を心配する客からの問い合わせも増えているということです。


 また立地が山の中腹という、ならではのトラブルもあるといいます。

郡上八幡ホテル積翠園の担当者:
「当ホテルの立地は山の中腹にある関係で、上がってこられなかったということは多いですね。『助けてください』というお電話を受けて、スコップを持ってお迎えに行くこともありました」

 ホテルまで400メートルほど続く坂道を、雪道に不慣れな観光客は車で登り切れないこともあり、ホテルの車で送迎する対応を取っているということです。


郡上八幡ホテル積翠園の担当者:
「除雪車が入ってくださるんですけれども、こちらまで上がってきていただくのはお昼前になってしまう。チェックアウトのお客さまにはご不便をかけてしまうので、可能な限り我々で除雪するんですけれども」

 最強寒波は週末まで続く見通しで、国交省などは7日深夜以降、名神や東名、伊勢湾岸道など高速道路の広い範囲で「通行止めの可能性が高い」として、外出を控えるよう呼びかけました。


気象予報士の福島智之アナウンサーは、今回の最強・最長の寒波について、ピークは「7日の夜からとなりそう」としていて、7日は「一時的に雪が弱まる時間帯もありそうですが、午後になると次第に岐阜県だけではなく、愛知県や三重県にも雪雲が流れ込みやすくなる」と話しています。また、夜からは風も強くなり、土曜日の朝は愛知県や三重県の平地でも、雪が積もる所があるかもしれないと説明しています。

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