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名古屋市「今までのイメージを裏切るものに」“最先端の図書館”を星が丘ボウル跡地に 2028年度開館予定

東海テレビ / 2025年2月13日 6時15分

ニュースONE

 名古屋市千種区で50年以上にわたり親しまれた「星が丘ボウル」の跡地に、名古屋市が新たな図書館の建設を計画しています。利用者の減少が続く中、目指すは「最先端の図書館」です。

■星ヶ丘再開発で注目!15万冊の巨大図書館




 地下鉄・星ヶ丘駅から徒歩3分、星が丘テラスに隣接する場所で、建物の解体工事が進められています。


50年余りにわたり愛され、2023年12月に営業を終えた「星が丘ボウル」の跡地で、名古屋市が再開発の準備を進めています。

広沢市長は2025年2月12日の会見で、再来年春にオープン予定の商業棟に図書館を整備するとして、新年度予算案に設計費などおよそ3億円を計上すると発表しました。


一体どんな図書館が誕生するのでしょうか。



名古屋市教育委員会生涯学習部の担当者:
「開館時間を延ばす、本の貸出・返却をご自身でやっていただける、そういった便利な設備を整えまして、館内は基本的に会話・飲食をしていただける」

市の計画によりますと、6階建ての商業棟のうち、3階と4階フロアに図書館を整備し、およそ15万冊を揃えるということです。

■利用者減少の中…「イメージを裏切る」図書館を




 市内の図書館を巡っては、年々入館者が減少し、コロナ禍前に比べおよそ80万人もの入館者が減っています。


完成してから56年がたつ千種図書館は、星が丘に建設される新図書館のオープンに伴い閉館する予定ですが、エレベーターもなくバリアフリーの設備は十分とは言えません。


市民に図書館について聞いてみると…。

名古屋市民:
「最近はあまり図書館に行っていなかった。だいぶ古いじゃないですか」

別の名古屋市民:
「トイレが古いなって。飲み物とか食べ物が売っていたらうれしいかも」

一方、2021年に開館した愛知県の小牧市中央図書館は、1階にカフェスペースが設けられ、館内では座席に応じて飲食や会話が自由です。


およそ30万冊全ての蔵書にICタグが取り付けられていて、開館時間であれば誰もが好きな時に自動で貸出と返却ができます。


様々な取り組みで図書館のサービスが変化する中、名古屋市には一体どんな図書館ができるのでしょうか?

名古屋市教育委員会生涯学習部の担当者:
「いい意味で今までの図書館のイメージを裏切るようなものにしてまいりたい」

開館は2028年度の予定です。

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