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山本太郎氏 能登半島地震の在宅避難者対応めぐり伊藤環境相に直談判「トイレまだ足りてない」

東スポWEB / 2024年4月23日 17時0分

れいわ新選組の山本太郎代表

れいわ新選組の山本太郎代表は23日の参議院環境委員会で、石川県能登半島地震の被災地対応に関する質疑を改めて行った。

政府は被災地対応として発災(1月1日)から現在まで各省庁による支援人員(=リエゾン職員)を現地に派遣してきた。仕事内容は避難者や避難所、物資搬送の把握、支援の伝達状況などだ。しかし、内閣府の同県珠洲市、輪島市における支援は1人のリエゾン職員で回しているという。

山本氏は「災害対応に終わりがない状態です。対応も多岐にわたる中で、判断が的確でない場合も出てくる。だからこそ、(被災地対応を)伴走していただきたいというお願いなんです。もう一度、どう支援していくかやりとりをさせてくいださい。まずは基本情報を共有させてください」と話し、内閣府担当者に対して珠洲、輪島両市に絞って現在の在宅避難者の数を聞き出した。

その後、「国会傍聴マニアの方はお気付きかと思いますが、今の(内閣府担当者の)答弁には特徴があるんですね。これまで私の質疑において『数字を教えてください』と聞いたとき必ず県が発表した数字で教えてくれていた。今日、初めて市や町の数を意識し答えてくれました。一方、これまでずっと答えていたのが、県の数字なんですけど、圧倒的に(在宅避難者の)数が少ない。被災者自らLINEや電話で登録するシステムだからです。手続きを行っていない者は漏れてしまいます。今回の質疑からは県発表の数字に市や町の数字を加えて答弁してくれた」と山本氏は一定の評価を与えた。

質疑の最後で山本氏は伊藤信太郎環境相に「支援の仕方を変えていただきたい」と訴え、岸田文雄首相に以下2点の伝達を要請した。

「在宅避難者のほとんどが自宅トイレを使えていないことを前提に支援を考えていただきたい。環境大臣にお願いです。リエゾンを増やした方がいいんじゃないかという話とトイレはいまだに足りていない。市や町の(在宅避難者の)数をベースに支援をぜひ、増強してほしいことを(岸田首相に)伝えてくれないでしょうか」

既に山本氏の質問時間が過ぎていたが、三原じゅん子委員長から「一言、お願いします」とうながされた伊藤環境相は「努力したいと思います」と答えた。

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