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大谷翔平とT・ヘルナンデスに言葉の壁なし 日本語スペイン語を教え合う仲

東スポWEB / 2024年4月30日 10時18分

大谷翔平(左)とT・ヘルナンデス(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースの大谷翔平投手(29)とドミニカ共和国出身でスペイン語が母国語のテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の関係性をスポーツ・イラストレイテッド誌(電子版)が29日(日本時間30日)に「新しいドジャースの大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスは言葉の壁に邪魔されない」と題し特集した。

ドジャースのメジャー40人枠中、今年新加入したのは7人。うち5人は投手で、打席に立つのは大谷とT・ヘルナンデスだけだ。

昨年4月5日のマリナーズ戦で大谷が死球を与えた後に謝罪するなど関係は良かった。1月にT・ヘルナンデスがドジャースと契約した際に大谷がインスタグラムで直接喜びのメッセージを送ったり、2月のキャンプではT・ヘルナンデスが撮影していた動画の中で「ブエノス・ディアス!(おはよう!)」と大谷がスペイン語を披露する様子が話題になっていた。また、本塁打を打ってベンチに戻った際に、祝福のヒマワリの種を顔に浴びせているのはT・ヘルナンデスだ。

同誌はT・ヘルナンデスが日本語のフレーズを毎日一つ大谷から教わっていることや、話すときにはあえて通訳を挟まず、英語、身ぶり手ぶりに大げさな顔の表情などで会話をしていることなど、2人それぞれに取材し「両者ともに互いの存在のおかげで、新しいチームになじめていると話している」と紹介した。

「どちらの方が相手の言語を話せるか」と質問した際の答えが実に興味深い。大谷は「テオスカーの日本語」と語り、ヘルナンデスは「大谷の方がうまい。(スペイン語を)たくさん知っている。分からない時には、『これは何て言うの?』『これはなぜこう言うの?』と質問してくるんだ」と証言。ともに相手を尊重しているのだ。

T・ヘルナンデスは「互いを知り、互いを助け、ただ学ぶことも僕らの仕事だと思うんだ。僕らはお互い、自分たちとは違う言語を一緒に学んでいる」と明かしたという。同誌は「言語の流暢さは問題ではない。2人は主につながろうとしているだけ」との見解を示したがその通り。日本語とスペイン語、母国語は異なるがワールドシリーズ制覇という目標は同じだ。

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