為末大氏 ネットで賛否両論のバスケ部入部希望者向け書面に持論「顧問は先生のボランティア」

為末大氏

あるネットユーザーがＸ（旧ツイッター）に投稿した、バスケットボール部の入部希望者向けの書面が賛否両論を呼んでいる。元陸上選手でコメンテーターの為末大氏は９日、この件に関するものと思われる意見をＸに投稿した。

ネットユーザーが８日、Ｘに投稿した書面は、バスケ部顧問の教員が校内の入部希望者向けに作成したという。書面には顧問の紹介や部の「基本方針」「規則」などが列記された。

「基本方針」として「部活動は自由参加なので入るか否かは自由です。入部したということはやる気に満ちあふれているとみなし、特別な用事などがない限り毎日活動に参加するものとします」「部活動をすることは当然がんばりたいから、やる気がある等の強い決心や思いから入部したものと見なします」などとある。書面の右下には「スラムダンク」の主人公・桜木花道の後ろ姿が描かれたイラストが添えられた。

Ｘでは、書面に列記された「基本方針」などについて、表現が強いとして嫌悪感を示すリプライが寄せられている。反対に、「規則」として「自分の勉強を優先する」「学校生活をまじめに一生懸命取り組む」と明記していることなどを踏まえ、この程度であれば許容範囲とするリプライも寄せられている。賛否両論があり、８～９日にかけてＸ上で話題になっている。

為末氏は９日、Ｘを更新。「みなさん、部活の顧問は『先生のボランティア』で成り立ってますからそこのところよろしくお願いします。先生ありがとう！」と投稿した。バスケ部の書面についての投稿と明記していないが、これを念頭に置いた投稿とみられる。