【巨人】〝鬼門〟マツダで勝てないのは「一塁手が消える」視覚的な問題か
東スポWEB / 2024年5月20日 5時20分
どうしても勝てない…。巨人は19日の広島戦(マツダ)に3―9の大敗を喫し、3連敗でセ3位に後退した。これで同球場で今季も4敗2分け。鬼門が鬼門であり続ける要因の一つに内野手を苦しめる〝視覚効果〟も挙がっている。
初回に3点を先制したものの、直後の守備で先発した高橋礼が先頭打者へストレートの四球を与えてから崩れ、末包の逆転3ランなどで一挙4失点。あっさりと試合をひっくり返され、鬼門の敵地でスイープされた。
自己最短となる初回4失点KOされた右腕に、阿部慎之助監督(45)は「(初回先頭の)あの4球が全てだったな。あれで相手も『あれ、いけるんじゃないの?』と思ったはずなので。それぐらい大きい四球だったな」と苦言を呈すとともに二軍再調整も明言した。
4カード連続の勝ち越しで乗り込んだが、昨季も3勝9敗と負け越した「鬼門」で失速。鯉党による圧倒的な応援もかねて指摘されるが、マツダ特有の「内野守備の難しさ」も一因に挙げられそうだ。
初めてマツダで遊撃を守ったドラフト4位ルーキー・泉口は他球場との違いをこう明かした。
「お客さんの席(砂かぶりシート)がかなり低い位置になるので、一塁に送球する際に(岡本)和真さんとかぶって見えにくいなと感じました。一塁手が視界から一瞬消えてしまうので送球は難しい部分もあります」
視覚的な問題がプレーにも影響しているという。さらにゴロがイレギュラーすることが頻発することについても「(土が)軟らかくて走者が通った後は深く掘れているなと感じましたね。整備もしていただけるんですが、表面はならされても穴の深い部分はわずかに残ったままだったりして、バウンドが不規則になったり…。自分たちの靴でその穴を埋めたりして対策はしています」と明かした。
17日の試合では門脇が捕球ミス&悪送球でまさかの2失策。18日も失策にこそならなかったものの吉川がイレギュラーした打球に対応できず大転倒した。試合後の阿部監督も「何でかな…。ゲッツーになりそうなのがカーンと跳ねたりね。何か不思議だなと思いながら見ていて、いつからこんなになったんだろうと思って」と思案顔だった。
「守りのチーム」を目指す阿部巨人にとって、マツダの〝癖〟にどう対策していくのか。
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