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石丸伸二氏に〝東京を舐めるな!〟 都民ファ・尾島紘平氏が語る真意「都知事としては違うのでは?」

東スポWEB / 2024年5月20日 6時15分

尾島紘平氏

広島・安芸高田市の石丸伸二市長が7月の東京都知事選に出馬の意向を表明したことでさっそく前哨戦が始まっている。小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」幹事長の尾島紘平都議は「X」(旧ツイッター)で「東京を舐めるな」と投稿し炎上した。どういう意図があったのか? 真意を直撃した。

石丸氏は17日に広島市内で正式に都知事選への出馬を表明。石丸氏は居眠り議員を指摘するなどして市議会と対立する一方で、ユーチューブやSNSでの発信が注目を集めた。地元紙とのバトルも騒動となり、こうした話題性からネットで多くの支持を集める存在となっている。

広島からの出馬表明に都議らの反応は薄かったが、都民ファの尾島氏は18日に「政策や政治的スタンス含め、共感できるところはありません。そもそも東京都知事は、ネットでバズっただけの人物がノリで挑戦すべきものではない。都議会が受け入れることもないでしょう。東京を舐めるな。以上です」と投稿。炎上した。

19日午後9時の時点で700万インプレッション、2000件以上の引用コメントがつくほど。「バズっただけの人だと舐めない方が良いのでは?」「よく言った!」と賛否が集まっている。

「東京を舐めるな」とはどういう意味なのか。尾島氏は「石丸氏は東京の解体や弱体化について言及しています。対立軸を作るために奇をてらったことを言おうとしているのか分かりませんが、いかに東京をよくしようかではなく東京解体というのはおかしい」と指摘した。

石丸氏は今年2月、フリーアナウンサー古舘伊知郎氏のユーチューブチャンネルに出演し、東京解体論を訴えていた。東京に人とモノが集まる一極集中に対抗するには、「地方が衰退している現状をやめるには地方で引っ張り戻そうとしてもそれは無理ですよ。向こうの方が魅力で力も強いんですから。だったら東京を弱体化させる。言葉が悪いですけど」と話していた。

こうした石丸氏の東京解体論に対して、「東京を舐めるな」という投稿になったという。

2016年に小池氏が国会議員から都知事選に挑戦した時は〝都議会のドン〟を仮想敵に置いていた。尾島氏は「当時は守旧派vs革新派でした。小池氏は都議会を変えようとして今、都議会は新しくなっている。石丸氏がやろうとしているのは〝東京vs地方〟でしょう。それは都知事としては違うのでは? 地方への利益誘導は、都民にとって1ミリもメリットがない」と指摘した。

今のところ、小池氏は3期目の出馬表明をしておらず、都知事選の構図は固まっていない。石丸氏の存在が都知事選にどんな論争を生むことになるのか。

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