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ダルビッシュ200勝を称賛も…韓国メディア「アジア最多勝は朴賛浩」今永昇太にも言及

東スポWEB / 2024年5月20日 20時11分

パドレス・ダルビッシュ有(左)とカブス・今永昇太

パドレス・ダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)のブレーブス戦で日米通算200勝(NPB93勝勝、MLB107勝)を達成し、米メディアでも大きく報じられている。

「信じられないほど豊富な8種類のレパートリーを組み合わせ、球界最高の打線を困惑させた。また1つ歴史を成し遂げた」(CBSスポーツ)、「彼はカベルネ・ソーヴィビニヨン(ワイン原料の品種)のように熟成し、20年目にピークを迎えるかもしれない」(サンディエゴ・ユニオン・トリビューン)と称賛している。

韓国メディアも「大谷の中継まであきらめて、日本列島が盛り上がった」(マイデイリー)、「7イニングKKKKKKKKK(9奪三振)完ぺき200勝達成」(エキスポートニュース)などと報じたが、そんな中でクローズアップされているのが、元MLB投手の朴賛浩(パク・チャンホ=50)。ドジャーズ、レンジャーズ、パドレスなどで活躍し、先発、中継ぎ合わせて124勝を上げた韓国の英雄だ。ちなみに日本の野茂英雄はすべて先発でMLB123勝を上げている。

スポーツ京郷はダルビッシュの偉業を称えながらも「アジア投手の中で大リーグ最多勝記録は朴賛浩が持っている。107勝のダルビッシュは朴賛浩と野茂英雄に続いて最も多く勝利した」と金字塔の大記録を強調した。

さらに「SPOTVニュース」では快進撃を続けるカブス・今永昇太が審判から新しいボールを受け取るたびに一礼し、米メディアから称賛されたことに言及。「30年前の〝コリアン特急〟朴賛浩も試合を始める前に主審に敬礼した。当時、朴賛浩は韓国文化から始まった行動だ、と言った。韓国や日本にはまだそのような行動が残り、アメリカ人には新鮮だった。30年前に朴賛浩が起こした感動を最強の日本人投手が受け継ぐ」と解説している。

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