【レスリング】尾崎野乃香が五輪で目指す〝理想像〟「かわいい女の子だよというのを世界に見せたい」

尾崎野乃香

強いだけじゃないレスリング選手を目指す。女子６８キロ級でパリ五輪が内定している尾崎野乃香（２１＝慶大）が２３日、明治杯全日本選抜選手権（東京スポーツ新聞格技振興財団協賛）開催中の東京体育館で取材に応じ、自身の理想像を明かした。

大会まで約２か月となったが「かなりいい調子で練習できている。前向きにポジティブに取り組めている」と状態の良さをアピールした。金メダルが期待されているが、本人も「表彰台で金メダルを取って笑っている姿をイメージしている。必ず金メダルを取って（お世話になった方々に）恩返しがしたい」と決意を語った。

自身が目指す選手像を問われると「女性としてかっこいい、かわいいアスリートになりたい。優勝して笑顔ニコニコのかわいい女の子だよというのを世界に見せたい」と笑顔を見せた。

７６キロ級代表の鏡優翔（２２＝サントリー）とネイルを見せ合い、褒め合うこともあるという尾崎。強さと美しさを追求し金メダルを目指す。