【日本ハム】新庄監督 ２回途中６失点ＫＯの上原健太に苦言「フォアボールはいらんわ」

日本ハム・新庄監督

日本ハムが２３日のオリックス戦（エスコン）に３―９で敗戦。連勝が「２」で止まり、４月２９日から続いていた本拠地での連勝も「８」で止まった。

この日は先発左腕・上原健太投手（３０）が大乱調。初回一死二塁から５連打を浴びいきなり３失点。２回も１死から安打と四球で失点を重ね、この回途中の早期降板を余儀なくされた。

打線も試合序盤から走者こそ出すものの、オリックスの小刻みな投手リレーの前に１本が出ず４回まで得点を奪えなかった。

８点リードされた５回一死一、二塁から４番・マルティネスが中堅に３ランを放ったものの反撃はここまで。結局３試合連続の２桁安打（１２安打）を放ちながらも試合序盤からの劣勢をはね返すことはできなかった。

結局、上原は１回１／３で降板し、８安打６失点で今季白星なしの２敗目を喫した。新庄剛志監督（５２）は試合後、報道陣への対応はなかったものの「最近打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合を作ってもらいたかった。フォアボールはいらんわ」と広報を通じてコメント。６失点ＫＯというふがいない投球を見せた左腕に苦言を呈した。