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【阪神】残念そこは中野拓夢 美守2連発で首位攻防カード勝ち越し「自分の中で予測はあった」

東スポWEB / 2024年5月23日 23時16分

中野(左)の好捕をたたえる西勇輝

阪神は23日の広島戦(マツダスタジアム)に2―1で辛勝し4カード連続の勝ち越し。貯金を今季最多の7にまで伸ばし、2位・新井鯉とのゲーム差を2・5まで広げた。

残念、そこは中野の守備範囲内だ――。虎の不動の二塁手・中野拓夢内野手(27)がゲーム最終盤の美守2連発で、セカンド守備には目の肥えた敵地・マツダスタジアムの鯉党たちに悲鳴を上げさせた。2―0の8回、赤ヘル打線は菊池の左前打とノイジーの失策の間に、この日初となる得点を挙げスコアを1点差にまで詰めることに成功。なおも二死一、二塁と球場全体は押せ押せの空気に包まれた。

打席に入った坂倉はカウント1―1からの3球目ツーシームにバットを合わせ、右前にポトリと落ちそうな当たりを放ったが、これを中野が背走しながらキャッチするスーパープレーを披露し窮地脱出。試合後の背番号51は「ツーシームでしたし打った瞬間詰まっていたのは分かっていたので。自分の中では捕れるかなという予測はあった。そこでしっかり反応できたかなと思います」と説明。予測と準備が生んだビッグプレーだった。

虎党の胃痛は9回も続いた。1点リードのまま守護神・ゲラがマウンドに上がるも一死から連打を浴び一、三塁と一打同点&長打が出ればサヨナラ負けの大ピンチを背負う。打席には鯉の代打の切り札・松山。鋭い当たりが一、二塁間に転がったが、この打球を捕球したのはまたも中野。すぐさま遊撃・木浪へ華麗に転送し4―6―3の併殺でゲームを終了させた。

「あそこは誰が見てもゲッツーが欲しい場面。捕れたことも大きかったですし、ショートが投げやすいような送球ができた。攻撃がもっと点をとって楽に守ることができれば一番いいですが、守れば接戦をものにできる試合も増える」。守りに重きを置く『岡田野球の申し子』と呼ぶべき存在にまで成長した虎の選手会長。10年連続でゴールデングラブ賞・二塁手部門を受賞した球史に残る名手・菊池(広島)からその座を奪った実力は、やはり伊達ではなかった。

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