ウシクのPFP1位を疑問視 海外メディア「井上尚弥を追い抜くのに十分ではない」
東スポWEB / 2024年5月24日 12時37分
ボクシングの世界ヘビー級4団体統一王者となったオレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)の「世界最強」が疑問視されている。
ウシクは18日のサウジアラビア決戦でタイソン・フューリー(35=英国)に判定勝ちし、史上初めてヘビー級4団体を統一。世界で最も権威ある専門誌「リング」が選定するパウンド・フォー・パウンド(PFP、階級差のない最強ランキング)で、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に替わり、1位となった。
多くのメディアや識者もウシクのPFP1位を支持している中、海外メディア「Buenaventura En Linea」は「誰もが認めるヘビー級チャンピオンになったウシクはPFPで2位(世界ウエルター級3団体統一王者)テレンス・クロフォード(米国)と1位井上尚弥を追い抜くのに十分だったか? いいえ」と指摘。ウシクが3位から一気にトップに立ったことを疑問視した。
同メディアは「クロフォードはPFPのライバルであるエロル・スペンス・ジュニア(米国)を倒し、井上尚弥はダウンから立ち上がってルイス・ネリ(メキシコ)を破ったとき、同じくらい驚いた」と劇的な勝利を強調した一方で「体重差を考慮する必要はあるが、ウシクは(アンソニー)ジョシュア(英国)もフューリーも圧倒せず、判定の恩恵を受けた」と指摘。ジョシュアとは2度対戦し、ともに判定勝ちと内容に物足りなさを感じるとの見解だ。
さらに「ウシクの功績をおとしめることを意図したものではない。将来殿堂入りする2人(クロフォードと井上)を超える十分な実績を残していないだけだ」と主張していた。
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