ＦＡ杯制覇のマンＵ・テンハグ監督 解任報道に自身の功績強調「２年間で２冠は悪くない」

ＦＡ杯を制覇したマンＵのテンハグ監督（ロイター）

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを指揮するエリック・テンハグ監督が、解任ムードへ反論した。

テンハグ監督は、２５日に行われたイングランド協会（ＦＡ）カップ決勝（ウェンブリースタジアム）でマンチェスター・シティーに２―１で勝利し、８季ぶり１３度目の優勝を果たした。その後の会見で自らの正当性を主張。英紙「ガーディアン」などによると、今後について問われ「もしマンＵが私を欲しがらないなら、どこか他のチームでタイトルを勝ち取る」と言い出した。

リーグ戦８位という結果が影響し、今回の結果にかかわらず解任という報道があった中、指揮官は「（昨季に）私が監督に就任した当時、マンチェスターＵはひどい状態にあった。チームは進歩しており、タイトルを獲得している。２年間で２冠は悪くない。３回の決勝進出も悪くないが、さらに前進しなければならない。私は満足していない」と自身の功績を強調した。

また、クラブ幹部が次期監督候補と交渉したと報じられたことには「彼らがそうしたかどうかは知らない。この質問には答えられない。あなたには情報源があるかもしれないが、私にはない」。テンハグ監督は来季も残留できるのか。