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【夏場所】大の里Vに…父・知幸さんも涙「エリートだと言われるけど、彼は雑草ですよ」

東スポWEB / 2024年5月26日 21時22分

祝勝会で大の里(右)をねぎらう父・知幸さん

最高の親孝行だ。大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が関脇阿炎(30=錣山)を押し出して、12勝3敗で初優勝。初土俵から所要7場所の優勝は史上最速記録となった。新小結の優勝は、1957年5月場所の安念山以来67年ぶりの快挙だった。

大の里は石川・津幡町出身。この日の大一番に、地元から家族も応援に駆けつけた。アマ相撲経験者の父・知幸さんは「うれしい。小さい頃から一緒に相撲をしてきて、賜杯を抱いてくれることを夢に見ていた」と感激していた。

大の里は小学校卒業後から、新潟・糸魚川市の能生中と海洋高で6年間の相撲留学。その後は日体大に進学し、2年連続アマ横綱の実績を引っ提げて同部屋に入門した。知幸さんは「歩んできた道はエリートだと言われるけど、彼は雑草ですよ。(大の里は)自分を信じる力がすごい。腐らずに、一生懸命頑張ってきた。〝信は力なり〟で(努力が)実りました」と息子を認めた。

優勝決定戦に持ち込まず、本割でVを決めた。母・朋子さんは「何日も前から緊張していた。初日、そして今日もパワースポットで有名な神社に行って『勝ちますように』とお祈りしてきた。わが子だけど、わが子じゃないみたい」と目に涙を浮かべた。妹・葵さんは「アマの時は(現地で)優勝を一回も見たことがなかった。大相撲(の優勝)を見てカッコいいと思ったし、遠い存在みたい」と笑顔を見せた。

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