1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「アンチヒーロー」に〝ブラック寅子〟登場 萬斎から「はて?」のイヤミ

東スポWEB / 2024年5月27日 13時47分

瀬古を演じる神野三鈴

26日に放送されたTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」で、女性判事の瀬古(神野三鈴)が、日本初の女性判事をモデルにしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」のヒロイン寅子(伊藤沙莉)が言いそうなセリフを真逆のシチュエーションで吐いた。

当初は善人風に描かれながら、19日の放送で悪のにおいを漂わせた瀬古。隠然たる勢力をうかがわせる東京地検検事正の伊達原(野村萬斎)とつながり、政治家とも結託して最高裁判事の座を狙う。権力欲から生まれた汚職を主人公の弁護士明墨(長谷川博己)に暴かれると、2人きりの法廷で言い放った。

「男のあなたには分からない。女というだけで、どこまでいっても実力では見てもらえない悔しさも。自分より無能な男どもに、下に見られる屈辱も。議員や閣僚、裁判官の世界だってこの国は圧倒的に女性が少ない」

90年ほど前から、寅子は「はて?」と女性が低く見られる世間に疑問を呈し、女性初の弁護士の1人となる道を切り開いた。まさに「女というだけで実力で見てもらえない悔しさ」を味わいながら、そんな社会を変えてきた。モデルの三淵嘉子は女性初の判事、裁判所長にもなっている。

1世紀近くたった現在も旧態依然のような状況ということだが、寅子と違って瀬古は権謀術数の世界に〝沼って〟のし上がろうとした。いわばダークヒロイン。明墨の邪魔が入ると、脅しもまじえて伊達原にすがって自分を悪の道に引きずり込んだと糾弾したが、「はて?」とまさかのリアクションで突き放された。

ブラックな〝寅子〟の生々しさに、X(旧ツイッター)では「寅子の成れの果てみたいな瀬古裁判官」「瀬古判事はダークサイド寅子」「瀬古判事がまるで裏寅子というか、闇落ち寅子みたいでびびった」などと視聴者の反応が寄せられた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください