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【夏場所】初優勝の大の里 師匠の二所ノ関親方に感謝「親方から言われてきた指導の成果」

東スポWEB / 2024年5月27日 14時23分

一夜明け会見を行った大の里

大相撲夏場所(26日千秋楽、東京・両国国技館)で、初優勝した新小結大の里(23=二所ノ関)が27日、茨城・阿見町の部屋で会見に出席。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)への感謝の思いを明かした。

初土俵から所要7場所での優勝は史上最速で、新三役では1957年夏場所の安念山以来67年ぶりだった。大の里は「天皇賜杯を抱いた瞬間が一番、優勝した実感が湧いた。すごく重かったし、ずっと小さいころから見ていたので」と満面の笑みを浮かべた。

日体大時代の2年連続アマ横綱の実績を引っ提げて同部屋に入門。師匠からは「腰割って、四股踏んで」と基礎をたたき込まれた。大の里は「本当に二所ノ関部屋に入って良かったと改めて思う。(二所ノ関)親方のもとで基礎、基本、立ち合いを一から指導してもらった。(デビューした)昨年5月場所からは想像できないぐらい、下半身が安定して落ち着いて相撲が取れるようになった。親方から言われてきた指導の成果が出てきている」と手応えを口にした。

終盤戦の11日目には、結びで大関豊昇龍(立浪)に3敗目を喫した。大の里は「その負けた時点で、親方から『優勝はないぞ』と結構厳しいことを言われた。自分の中でも優勝はないと思っていたし、うまく気持ちを落ち込まずに、次(の場所)に向けての目標に変えられて頑張れた」。無欲で取組に臨めたことが、結果として優勝につながった。

3月の春場所は、平幕で11勝を挙げている。大関の昇進目安は「三役で3場所合計33勝」。しかし、2015年には当時関脇の照ノ富士(伊勢ヶ浜)が夏場所で優勝し、三役を2場所で通過して大関に昇進したケースなどもある。

次の名古屋場所(7月14日初日、愛知県体育館)に向けて、大の里は「三役なので、数字的なものが大事になってくる。2桁勝ててすごくホッとした。また先の番付に向かっていくことが大事になる」と気を引き締めた。

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