ヘンリー王子とメーガン妃が「王室から事実上追放された２人」と結託 皇太子夫妻は戦々恐々

ヘンリー王子（左）とメーガン妃（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃は王室離脱以来、王室との関係が悪化する一方だが、同じように事実上「王室から追放された２人」と結束を固めているという。２６日に英紙ミラーが報じた。

その２人とはベアトリス王女とユージェニー王女。〝買春疑惑〟で無期限謹慎処分中のアンドルー王子の娘である。王室専門作家トム・クイン氏は「もともと２人と仲が良かったヘンリー王子夫妻が、ベアトリス王女とユージェニー王女と再び連絡を取り合っている」と証言した。２人は王室の主要メンバーから外されているのが実情だ。

クイン氏は、この関係がウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の間に大きな不安を引き起こしていると分析する。「皇太子夫妻にとって、ヘンリー王子とメーガン妃、ベアトリス王女とユージェニー王女の〝同盟〟はとても大きな懸念事項です」

さらには「ベアトリス王女とユージェニー王女は、自分たちが事実上の追放者であるため、王室の他のどのメンバーよりもヘンリー王子とメーガン妃との共通点がはるかに多いと感じていると感じている。キャサリン皇太子妃が、がんの治療を続けている間、事実上活動できないという事実によって、状況はさらに悪化している」とも語った。王室を疎外された両家に結託されても、何もいいことは起きないというわけだ。

クイン氏は「上級王室メンバーにとって今の懸念は、ナイジェリア訪問後、ヘンリー王子とメーガン妃が主導権を握り、好意的な宣伝に浸り、キャサリン皇太子妃を目立たないようにさせることだ」とも指摘した。

様々な人間関係がもつれる英王室だが、完全に疎外されたヘンリー王子夫妻とベアトリス王女とユージェニー王女の結託は当然の流れかもしれない。