1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

元タカラジェンヌの有沙瞳 私が長良プロダクションを選んだ理由 7月に初ディナーショー

東スポWEB / 2024年5月28日 12時15分

――10年に宝塚音楽学校に入学し、12年に98期生として宝塚歌劇団に入団。13年に雪組配属となった

有沙 宝塚には花組、月組、雪組、星組、宙組の5つあるのですが、私は雪組になりましたね。組にはそれぞれ個性があって、雪組は繊細、丁寧っていうイメージなんです。2016年に星組に移るのですが、星組は派手というか、自分の個性を生かしてみんなもそれを受け入れて、それが一つにまとまっているような印象です。

――娘役として活躍した

有沙 宝塚は男役ありきの世界なんです。男役さんを引き立てるのが娘役。男役をすてきに見せ、それが“美”とされている世界なんです。私は娘役でもトップという立ち位置ではなかったので、かわいい役だけでなく、「ロミオとジュリエット」で乳母を演じたりと、いろいろな役をやらせてもらえました。

――宝塚時代はどんな暮らし

有沙 近くのマンションで一人暮らしをしてました。宝塚の街って狭いので同じマンションにジェンヌさんがいっぱい住んでいるんですよ。街を歩いていてもジェンヌさんばかりですし。休みの日も一緒だと、気が休まらないって人もいますけど、私は近くにいましたね。

――食事面とかは

有沙 料理はしなかったですね。出身が三重なので、両親が作りに来てくれたり、私は40人同期がいるのですが、一緒に食事に出かけたりする機会が多かったです。

――同期生は仲良い

有沙 家族ではないですが、仕事だけの関係性でもないし、友達以上でした。同志というか、もっと濃い関係ですね。だから卒業した今となっては、周りに同期がいない寂しさも感じています。

――そんな仲間との関係性の強い宝塚で昨年、いじめ問題が起きた

有沙 卒業した後のことなので、その問題については分かりませんが、ああいう形で宝塚が広まったことは私としては悲しいなあっていう思いですね。私の中で宝塚はすごくすてきな場所だし、故郷ですし。15、16歳の子が入って、ファンの皆さまがジェンヌさんの成長を見守り、応援してくださって、一緒に泣いて、一緒に笑ってという本当に温かい愛のある場所だと思ってるんです。100年続く伝統のある宝塚ですし、その良さを知っていただきたいなという思いはありますね。

――7月15日には第一ホテル東京で、7月20日には宝塚ホテルでディナーショーを行う

有沙 卒業してすぐに同期の飛龍つかささんのディナーショーに出たことがあったんです。宝塚時代は彼女が頑張る姿を見て、私も頑張ってきたところがあるので、輝いている彼女を見て、私もいつかディナーショーをしたいと思っていました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください